開講学期 Course Start |
2009年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械創造工学系専攻 材料物性工学専攻 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mondatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
データ解析法 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
澤口直哉 |
教員室番号 Office |
Y607 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5673 (内線 5673) |
連絡先(E-mail) |
nasawa@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
水曜日 10:30 - 12:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
実験等から得られるデータは誤差を含むため,データの特徴や傾向を適切に把握するためには統計学に基づいたデータ解析が不可欠となる。本講では統計学と確率論の基本事項を概説した後に,統計データの特徴を表現する方法について述べる。次に,材料や製品の品質管理等に有用である統計的な推定と検定の方法やデータと因子の相関分析と回帰分析を取り上げる。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1) 誤差の概念と扱い方を理解している。 2) 統計データの性質を定量的に表現できる。 3) 標本から母集団の性質を推定できる。 4) 統計データの検定ができる。 5) 最小2乗法に基づき,データの回帰曲線を求めることができる。 |
授業計画 Course Schedule |
1週目 授業の概要 2週目 データ処理の基礎 3週目 誤差 1) 4週目 誤差 2) 5週目 統計の基礎 1) 6週目 統計の基礎 2) 7週目 統計解析ソフトウェアの利用について 8週目 推定 1) 9週目 推定 2) 10週目 検定 1) 11週目 検定 2) 12週目 最小2乗法 13週目 その他のデータ処理法 1) 14週目 その他のデータ処理法 2) 15週目 討論 |
教科書 Required Text |
特に定めない。適宜ハンドアウトを配布する。 |
参考書 Required Materials |
『新しい誤差論』 吉澤康和、共立出版 (1989) (図書館に2冊所蔵あり) 『Excelで学ぶ統計解析』 涌井良幸、涌井貞美著、ナツメ社 (2003) (図書館に所蔵なし) 『化学実験における測定とデータ分析の基本』 小笠原正明 他著、東京化学同人 (2004) (図書館に所蔵なし) 『クックルとパックルの大冒険 -マッコリ号に乗って統計解析の謎を解く-』 石村貞夫、廬志和 著、共立出版 (2007) (図書館に所蔵なし) 『いかにして実験をおこなうか』 重川秀実 他著、丸善 (2006)(図書館に1冊所蔵あり) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
期末に課すレポートの評価で行い、100点満点の60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
1) (関数)電卓を持参すること。 2) 授業の変更に関する連絡は、授業中に行うかK棟1階の掲示板を用いて行う。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
講義内容を活かして、各自の研究におけるデータの扱い方を再考する契機として欲しい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
|
関連科目 Associated Courses |
|
備考 Remarks |