開講学期
Course Start
2009年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械創造工学系専攻
(機械システム工学コース)
対象学年
Year
1
必修・選択
Mondatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義 (一部,演習を含む)
授業科目名
Course Title
機械システム設計学特論
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
風間俊治
教員室番号
Office
B310-3
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5349
連絡先(E-mail)
E-mail
kazama@mmm.muroarn-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
(月)15:00-16:30
授業のねらい
Learning Objectives
社会のニーズが多様化,複雑化する今日,機械システムに対する設計法も,従来の機能や強度面のみならず,DfX (Design for X) などの概念を取り入れる必要性が益々高まっている.一方で,設計の現場では,2次元CADから3次元CADへの移行が進んでいる.本講では,機械要素の基礎知識や力学的な基本設計からエコデザインやユニバーサルデザインまでの幅広い内容に触れながら,その要点を理解するとともに,3次元CADを利用したデジタルエンジニアリングの一端に触れる.
到達度目標
Outcomes Measured By:
強度計算を主とした基本的な機械設計に加え,環境適合性や使い易さ,デザインや経済性などの視点に立った,機械の設計に関する手法や方法論を身につけることができるようになる(知識力,総合力).
授業計画
Course Schedule
第1週 機械システム/機械要素設計の概要
第2週 機械要素設計(強度設計,機能設計,生産設計)
第3週 機械システム設計 【課題1】
題4週 DfX(環境適合設計,ユニバーサルデザイン)
第5週 【定期試験】
第6週 3次元CAD
第7週 3次元CAD,ラピッドプロトタイピング 【課題2】
第8週 総括,補講
教科書
Required Text
和田稲苗編著「機械要素設計」実教出版,3,360円(税込.平成21年現在)
参考書
Required Materials
畑村洋太郎編著「実際の設計」日刊工業新聞社.[附属図書館蔵, 1Fシラバス 531.9] 
教科書・参考書に関する備考 教科書: 本学機械システム工学科「機械システム設計学」の教科書です.他大学出身者は開講前に相談して下さい.
教材等: 配布資料(電子ファイルを含む {http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/~kazama/index-j.html} ),本学附属図書館の蔵書ならびに e-journals[附属図書館蔵.{http://mitlib.lib.muroran-it.ac.jp/ej_db.html} ] を活用して下さい.
成績評価方法
Grading Guidelines
成績は,課題(各30点2回.レポート形式,プレゼンテーション/品評会等を含む)60点満点,定期試験40点満点の計100点満点とする.60点以上を合格とする.再試験は行わない.不合格の場合は再履修となる.
履修上の注意
Please Note
機械工学分野の学部レベルの4力学(熱力学,流体力学,材料力学,機械力学),設計学あるいは機械要素に相当する科目,およびPCの基本操作を修得していること.
教員メッセージ
Message from Lecturer
・授業中,簡単な設計計算の演習を行うことがあります.関数電卓を用意して下さい.
・情報メディアセンターの端末室を利用する予定です.受講前に,id, passwd など準備して下さい.
・本学附属図書館の電子ジャーナル&データベースに触れておいて下さい.
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
・専攻(コース)の学習・教育目標との対応
 2.機械システム工学ならびにその学際領域に関する幅広い知識の修得ならびにエンジニアリング・デザイン能力の涵養
 a. 機械システムに関するさまざまな問題を解決する能力
 b. 機械システムを考案・設計・製作および評価する能力
関連科目
Associated Courses
[必要とする主要科目]学部機械系の機械要素,機械設計に関する科目
[必要とされる主要科目]トライボロジー特論,機械システム工学特別研究(テーマに依存)
備考
Remarks
授業計画は,進捗状況や都合により,一部,変更する場合があります.本授業は,前期の後半に開講します(機械掲示板に掲示).講義室のほか,端末室およびものづくり基盤センターも利用予定です.