開講学期
Course Start
2009年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
建築社会基盤系専攻
対象学年
Year
1
必修・選択
Mondatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義と演習
授業科目名
Course Title
鋼構造学特論
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
小室雅人
教員室番号
Office
D210
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5228
内線:5228
連絡先(E-mail)
E-mail
komuro@news3.ce.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
木曜日 12:00--12:30
金曜日 12:00--12:30
上記時間以外でも可。メールでアポを取ると確実。
授業のねらい
Learning Objectives
鋼構造物の新しい設計方法である限界状態設計法(荷重抵抗係数設計法)を学び,許容応力度設計法との違いを理解し,実際に簡単な鋼部材の設計ができるよう学習する.汎用プログラムを用いたFEM構造解析を行い,応力,ひずみ,変位を学習する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.限界状態設計法(荷重抵抗係数設計法)の基本を理解し,許容応力度設計法の違いを説明できる.
2.構造設計とは何かを理解し,説明できるようになる.
3.鋼部材(圧縮材,曲げ材)の限界状態設計法を理解し,簡単な部材の設計計算ができるようになる.
4.FEMプログラムを用いて,応力,ひずみ,変位に関する結果を正しく理解できるようになる。
5.新日鐵製作所を訪問し,鋼の製造法,高炉に関する説明ができるようになる。
授業計画
Course Schedule
1週目:構造設計とは(1)
2週目:構造設計とは(2)および荷重
3週目:設計基準
4週目:構造用鋼材(1)
5週目:構造用鋼材(2)
6週目:設計の哲学
7週目:荷重抵抗係数設計法
8週目:圧縮材の理論(1)
9週目:圧縮材の理論(2)
10週目:圧縮材の設計(1)
11週目:曲げ材の設計(1)
12週目:FEMによる解析(1)
13週目:FEMによる解析(2)
14週目:新日鐵訪問(受け入れ先との協議により,実施週が前後します)
15週目:全体のまとめ
教科書
Required Text
プリントを配布する
参考書
Required Materials
1. Specification for Structural Steel Buildings (ANSI/AISC 360-05), AISC, 2005.3, [Free Download]
{http://www.aisc.org/Content/NavigationMenu/ePubs/freePubs1/Specifications_and_Codes/Specifications_and_Codes.htm}
2. Seismic Provisions for Structural Steel Buildings (ANSI/AISC 341-05), AISC, 2005.3, [Free Download]
{http://www.aisc.org/Content/NavigationMenu/ePubs/freePubs1/Specifications_and_Codes/Specifications_and_Codes.htm}
3. Stability Design of Steel Frames, Chen, W.F. and Lui, E.M., CRC Press, 1991 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
60点以上を合格とする.授業への参加と貢献およびレポートを総合的に評価する.
履修上の注意
Please Note
土木鋼構造学を理解していることが前提条件である.
教員メッセージ
Message from Lecturer
構造系コンサルタント,建設会社を希望する学生には必須でしょう。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
(2)個々の技術的問題を分析し,どのような解法が可能であるかについて考え,最適な方法を選択して,正確に解法を実施する能力の修得 (問題分析・解決能力)
関連科目
Associated Courses
学部レベルの構造力学系科目,鋼構造学などの上にある高等科目の一つである。
備考
Remarks