開講学期 Course Start |
2009年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
建築社会基盤系専攻 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mondatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
応用水理学特論 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
中津川 誠 |
教員室番号 Office |
D310(中津川) D312(木村) |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5276(中津川) 0143-46-5269(木村) |
連絡先(E-mail) |
mnakatsu@mmm.muroran-it.ac.jp(中津川) kimura@mmm.muroran-it.ac.jp(木村) |
オフィスアワー Office Hour |
中津川:火曜 12:00〜12:30,水曜 12:00〜12:30 木村:月曜 12:00〜12:30,木曜 12:00〜12:30 |
授業のねらい Learning Objectives |
本授業では次の問題について考察する. 1. 水理・水文データ解析の基礎 2. 河川水理の理論と計算法 3. 洪水流出現象の理論と計算法 4. 水面波の基礎理論 5. 波浪変形 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 河川計画・管理のために必要な水理・水文データの処理方法,解析手法を理解する. 2. 実際の河川における水理現象とその計算手法を理解する. 3. 洪水時の流出現象とその計算手法を理解する. 4. 実際の河川計画・管理への水理・水文学的方法論の適用について把握する. 5. 水面波の基本特性を理解し,波浪,津波,潮汐等の現象に適用する. 6. 波浪変形理論を理解し,現地に適用する際の留意点を把握する. |
授業計画 Course Schedule |
第1回 概論,河川水理の基礎理論 第2回 河川水理の計算法(1) 単断面の不等流計算(理論) 第3回 河川水理の計算法(2) 単断面の不等流計算(応用) 第4回 河川水理の計算法(3) 複断面の不等流計算(理論) 第5回 河川水理の計算法(4) 複断面の不等流計算(応用) 第6回 流域水文現象の計算法(1) 貯留関数法による流出計算(理論) 第7回 流域水文現象の計算法(2) 貯留関数法による流出計算(応用) 第8回 水理学・水文学の実際的課題(1) 課題設定 第9回 水理学・水文学の実際的課題(2) 課題考察 第10回 河川水理および流域水文現象のまとめ 第11回 水面波の基礎理論(1) 第12回 水面波の基礎理論(2) 第13回 波浪変形の計算法(1) 第14回 波浪変形の計算法(2) 第15回 水面波および波浪変形のまとめ |
教科書 Required Text |
前半(第1〜10回)は,以下の資料を使用する. ・北海道開発局開発土木研究所「現場のための水文統計」 ・北海道開発局土木試験所「現場のための水理学」 ・北海道開発局開発土木研究所「現場のための水文学」 上記は寒地土木研究所論文・刊行物検索システム{http://thesis.ceri.go.jp/}もしくは寒地土木研究所・水環境保全チームサイト{http://kankyou.ceri.go.jp/}よりダウンロード可. その他必要な資料は適宜コピーして配布する. 後半(第11〜15回)は, 以下の教科書を使用する. 合田良実著「海岸・港湾(二訂版)」彰国社 |
参考書 Required Materials |
合田良実著「港湾構造物の耐波設計(増補改訂版)」鹿島出版 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
レポートにより評価する. |
履修上の注意 Please Note |
学部で「水文・水資源学」,「流域環境工学」,「海岸・海洋工学」,「港工学」を履修していることが望ましい. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
河川や海は激しい自然外力により災害をもたらすとともに,様々に利用されまた潤いも与えてきた.多様かつ広範なスケールをもつ河川・海岸の安全を図り,価値を引き出すため,それを支配する水理・水文現象を理解しよう. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
(1)精深な専門的知識 |
関連科目 Associated Courses |
本科目の知識が「水防災工学特論」に連動発展していく. |
備考 Remarks |