開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 建設システム、機械工学分野などで広くプラント工学の分野
対象学年 1
必修・選択 水理学、流体力学、機械力学、振動学
授業方法 座学による講義形式
授業科目名 流体関連振動論
単位数 2
担当教員 飯島 徹
教員室番号 N307
連絡先(Tel) 0143-46-5996
連絡先(E-mail) iijima@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日16:00−17:00
授業のねらい 土木工学と機械工学、原子力工学、航空工学など様々な分野で流体にさらされている構造物の振動問題で
特に自励振動に関する現象、歴史的背景、メカニズムを広く講義するほか、その解析手法、設計ガイドラインを
身につけたエンジニア教育
到達度目標 流体関連振動の歴史的学問背景から最新の振動問題事例を紹介し、そのメカニズムと本質をとらえる基本的なエンジニアリングセンスを養うと共に、その運動方程式や支配方程式の基本を身につける
授業計画 1ガイダンス
2受講学生に関連しそうな流体関連振動の動向分析
3流体関連振動の学問背景と歴史
4無次元数の解析
5励振メカニズム
6制止流体注意宇野構造物振動
7渦と流体関連振動
8渦励振
9管内流れによる構造物振動
10ギャロッピング振動
11フラッター振動
12弁とゲートの振動
13管群の流力弾性振動
14スロッシング
15最近の流体関連振動のトピックス(外部講師)
教科書及び教材 日本機械学会編 事例に学ぶ流体関連振動 技報堂出版
参考書 Flow-Induced Vibration R.D. Blevins 
成績評価方法 出席点とレポート提出による合計で60点以上を合格としそれ以下は不合格とする。また、再試験棟は行わない。
履修上の注意 テキストに従い行うことが多いので、各自購入しておくこと
教員メッセージ 土木工学と機械工学、原子力工学、航空工学など様々な分野で流体にさらされている構造物の振動問題で
特に自励振動に関して将来誰しも経験する問題なので、エッセンスを知識として活用してもらいたい
学習・教育目標との対応 講義により参考書の内容も用いるので、出席を重視すること
関連科目 機械力学、振動学、流体力学、流れの力学、水理学、航空工学、原子炉工学、海洋工学
備考 外部講師による実際の現場における流体関連振動の事例、トピックスを紹介してもらい、その重要性も理解してもらう