開講学期 | 2008年度 後期 |
授業区分 | 集中講義 |
対象学科 | 全学科 |
対象学年 | 3年 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 認知科学の諸問題 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 前田 潤、寺尾 敦 |
教員室番号 | Y207(総合研究棟 窓口担当 前田 潤 教官室) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5823(窓口 前田教官室) |
連絡先(E-mail) | maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 水曜日13:00-14:30 |
授業のねらい |
脳を心の座とする認知科学の前提は本当に正しいのか?身体は心理・認知活動にどのように作用しているのか? 上記2点について、脳損傷/身体障害患者の症例を中心に紹介し、再考する。 |
到達度目標 | 障害例を通じて、脳の機能についての理解を深め、心と脳及び身体の関連について理解を深める。 |
授業計画 |
1)脳と心のについてのイントロダクション(3回) 2)幻肢から身体知覚を考える(3回) 3)幻視から視知覚を考える(3回) 4)前頭葉損傷、精神疾患患者から人格について考える(3回) 5)認知活動に於ける身体の役割を考える(2回) |
教科書及び教材 |
集中講義なので事前にテキスト指定は改めて行うがこれまでは以下の図書をテキストとしてきた。 1.ラマチャンドラン「脳の中の幽霊」角川書店 2.アントニオ・R・ダマシオ「生存する脳」講談社 |
参考書 | 本学図書館には多数認知科学関連図書が所蔵されているので、それらを探索し参考とされたい。 |
成績評価方法 | 試験にて評価する。100点満点中60点を合格とする。 |
履修上の注意 |
集中講義なので、事前の開講日程についての掲示を見逃さないように注意して下さい。 再試は行わないので、不合格の場合は再履修して下さい。 |
教員メッセージ | 講義に対する質問や意見等は歓迎するので、積極的に発言してもらいたい。 |
学習・教育目標との対応 |
人文科学的な視点を学び、専門的知識技術を応用する能力を身につけ、問題解決の方法を多角的な視点から評価する力を涵養することに対応する。 <JABEEの学習・教育目標との関連> 該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 |
関連科目 | 現代心理学/認知科学論/教育心理学 |
備考 |