開講学期 | 2008年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 全学科(環境と社会コース) |
対象学年 | 3 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 自然再生論 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 丸山 博、前田菜穂子 |
教員室番号 | N355(共通講座棟非常勤講師控室) |
連絡先(Tel) |
0143-84-2225(内線42 ヒグマ博物館) |
連絡先(E-mail) | kuma-n@h3.dion.ne.jp |
オフィスアワー | 木曜日 14時〜18時 |
授業のねらい |
工業技術による自然破壊は人類はもとより他の生物の生きる基盤である生態系そのものを破壊し、我々自身の生存をも脅かしかねない処まで来ています。 これからの工業技術は生命存続のために、破壊してしまった自然の再生、さらにはより多様で豊かな生態系の構築へと向かわざるを得ません。 そのための基本的な知識、思考力、判断力、行動力、責任力を身に付けるのがねらいです。 |
到達度目標 |
1.地球生命の成り立ちと進化史から生態系における自分の位置付けが出来る。 2.生態系と生物多様性の基礎知識を身に付ける。 3.自然保護と開発の調和、法的基盤の常識を身に付ける。 4.自然保護とは何かを知り、日常生活を見直すことが出来、主体的に生きる力を付ける。 5.自然再生の方法と技術を知る。 |
授業計画 |
前半 地球生命の成り立ちと進化史から生態系における自分の位置の確認、 生態系と生物多様性の基礎知識を学びます。 後半 自然再生のための基礎として、森と川の生態系を、森の指標動物であ るクマと川の指標動物であるサケを教材に学びます。 |
教科書及び教材 |
教科書として「よいクマわるいクマ」萱野茂・前田菜穂子著 授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配布します。 ビデオなど視聴覚教材を使用します。 |
参考書 |
プリマック著 「保全生物学のすすめ」 文一総合出版 樋口広芳著 「保全生物学」 東京大学出版会 依光良三著 「森と環境の世紀」 日本経済評論社 畠山武道著 「環境法入門」 日本経済新聞社 など |
成績評価方法 | 授業への積極性、課題、レポ−トなどで総合評価します。 |
履修上の注意 | 主体的に興味をもって勉強しようとすること。 |
教員メッセージ | 様々なメディアが発達していますが、それでは出来ない、生身の人間どうしの真剣な対話こそが教育の原点だと思うので、講義はそれを大切にして、お互いのよりよい人生を目指しましょう。 |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | |
備考 |