開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 <環境と社会>コース
対象学年 2年
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 生活環境科学
単位数 2
担当教員 二宮公太郎、冨士川計吉
教員室番号 N105(N棟1F非常勤講師室)
連絡先(Tel) 0143−46−5822(窓口・二宮教員)
連絡先(E-mail) nsb05064@nifty.com
オフィスアワー 窓口の二宮教員(オフィスアワー:水曜7・8時限)を通じて連絡してください。
授業のねらい 生活環境の汚染問題に関連する五つの環境理論を紹介。
主要論点;「地球環境には物質的限界がある」「人間生活は環境にリスクを放出する」「物質システムとしての環境のあり方と人間生活のあるべき姿」「生活の文化社会的側面と自然の関わり方」「水俣病の因果関係論」
到達度目標 五つの環境理論のそれぞれについて理解目標を定める。
(1)環境限界論; 資源の利用と消費の限界
(2)環境リスク論; 生活から排出される物質的リスクの見極め方
(3)環境システム論; 環境システムの運動法則と社会的欠陥
(4)環境倫理; 自然の部分的理解と全体的理解
(5)水俣病の科学; 有機水銀により汚染・発病する機構
授業計画 初回の講義は、講義全般についての概要説明。
第2回目以降の講義でとりあげるテーマの順番は、初回の講義で調査した関心度を考慮して決定。
例えば、次のような順番があり得る。
第2〜4回 環境限界論 (3回)
第5〜7回 環境リスク論 (3回)
第8〜9回 環境システム論 (2回)
第10〜12回 環境倫理 (3回)
第13〜15回 水俣病の科学 (3回)
この例は、教科書に掲載された順による。各理論の講義回数はおよそカッコ内の数のとおり。
教科書及び教材 冨士川計吉 編著「環境と生活」北海印刷(株)
参考書 上記教科書に詳しく述べてある。 
成績評価方法 小論文を評価して成績とする (定期試験として小論文を課す)。100点満点で60点以上を合格とする。
履修上の注意 追試験を実施するのに併せて、同時に再試験を行なう。これらによって不合格だった者は、再履修しなければならない。
教員メッセージ 環境科学として扱われる自然科学的諸問題は、その枠を越えて社会科学、人文科学と連携しはじめて解決策を見出す。
学習・教育目標との対応 JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応。
関連科目 環境と社会コースの各科目
備考