開講学期 | 2008年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 全学科 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義形式 |
授業科目名 | 現代工学の課題 (前半8週) |
単位数 | 1 |
担当教員 | 岩佐達郎、藤原裕文 |
教員室番号 | Y507 |
連絡先(Tel) | 46-5661 |
連絡先(E-mail) | iwasat@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜日 09時〜10時30分 |
授業のねらい |
現代工学はどのようにできあがってきたか。 現代工学はどのような問題を抱えているか。解決すべき課題は? 工学の未来、現代工学の先端。 これらの事項について知り、自らの問題として考えてもらう。 |
到達度目標 |
工学はどのようにできあがってきたか。 現代工学の抱える問題にどんなことがあるか。 現代工学は抱える問題をどのように解決しようとしているか? これらについて、事例を挙げて説明し、自分の意見を言えることを目標とする。 |
授業計画 |
オムニバス方式で担当を決めて行う。全体のとりまとめは、岩佐が行う。 項目1:1−4回(藤原担当):現代工学が如何にできあがってきたかを、光科学技術の進展を例にとり、概説する。 第1,2回目:人は目で見るだけで言葉には言い表せられないほどの多くの情報を得ている.外界のものから発した. 光は感覚器としての眼に入り,「ものを見る」と感覚する.受光器である網膜上には外界の倒立像が形成 される.人びとがこの考えに到達するまでに2000年の時間を必要とした.視覚の歴史を展望する. 第3,4回目:視力を補うために眼鏡が発明され,眼鏡に適したガラスの製造,加工・研磨法が工夫された.眼鏡レンズの働きが明らかにされた頃に望遠鏡や顕微鏡が発明され,その後眼の機能を拡大するための光科学 技術の挑戦が現代まで続いている.その道程を俯瞰する. 項目2:5−6回(亀田、奥野担当):現代の科学技術の進展によってもたらされた負の側面について、事例を挙げ、問題点を整理する。 項目3:7−8回(岩佐担当):現代の科学技術の進歩は我々の生活を豊かにしたが、それと同時に、地球に対して大きな負荷を負わせることにもなっている。これら地球環境を巡る問題に対し、現代工学がどのよ うにチャレンジし、解決しようとしているかを、事例を挙げて解説する。 |
教科書及び教材 | プリント等を配布する。教科書は使用しない。 |
参考書 | |
成績評価方法 |
項目毎に、小テスト、またはレポートで評価する。 項目1(50%)、項目2,3は各25%として合計して、まとめて100点満点で60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | 必ずレポートを提出すること。不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ | これから工学を学ぼうとする諸君が、工学の過去、現在、未来を学び、自分の問題として考え、これからの学習、研究、生活に生かしていくことを期待する。 |
学習・教育目標との対応 | JABEE(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に対する理解、に対応する。 |
関連科目 | 副専門「環境と社会」コースの科目群 |
備考 |