開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 全学科
対象学年 3
必修・選択 選択
授業方法 演習
授業科目名 文学創作演習
単位数 2
担当教員 二宮公太郎、瀬戸正昭、越智道子
教員室番号 N355(N棟3F非常勤講師控室)
連絡先(Tel) 窓口担当:二宮 0143-46-5822
連絡先(E-mail) 瀬戸   m.seto@asahi-agri.co.jp
越智  m-0chi@galaxy.ocn.ne.jp (m-0chiの0はゼロ)
オフィスアワー 窓口担当(二宮教員)を通して連絡してください。
授業のねらい  小説や詩を実際に創ってみることを体験する。
 室蘭市内ないし道内の同人誌等で活躍中の創作家・詩作家を講師として招き、その指導やアドバイスを受ける。
到達度目標  科学技術の発展を促しているのは、結局のところ「詩」的なものであることを、理解してほしい。宇宙観も、ロボットも、昔の人が空想できたから実現したのです。(瀬戸記)
 創作は、無から未知なるものを導き出す行為です。日常、科学的思考が優先される機会の多い学生諸君に、「心」や「感性」の存在を再認識してもらい、そのことが専門分野にも反映していくことを期待したい。(越智記)
授業計画  初回のガイダンス時に、本科目を履修するための条件を説明する。
 以降、小説創作を越智が20時間、詩創作を瀬戸が10時間、各々担当する。ほぼ3回の授業のうち2回が小説・1回が詩のペースで進む予定。
 学生諸君は、小説と詩の両方を学ぶが、最終的な作品は、いずれか一方を提出しても両方を提出してもよい。
教科書及び教材  担当講師がプリントをその都度作成し使用する。受講生は購入の必要なし。
参考書  瀬戸正昭『野菜小詩集』。詩の技法のカタログのような本です。最初の授業のときに手渡します。(瀬戸記)
 特に購入の必要はないが、履修に先立ち、詩や文学作品に触れ、創作のための心の準備をしてほしい。(越智記) 
成績評価方法  折々に練習作品を提出してもらい、学期末に最終的な作品を提出してもらう。 作品としての優劣よりも、制作しようとする努力に重点をおいた評価により単位を与える。100点満点の60点以上が合格。制作努力の特に顕著なひと、また優秀な作品を欠稿なく提出したひとには、「優」を与えることにしている。
履修上の注意  成績が「不可」だったひとは、再履修。
 クラスとして、20名未満が望ましい。 真摯に文学を創作してみたいという人に受講して戴きたい。 初回時の授業で、このことを説明する。
教員メッセージ  大局的に、「詩と科学」の問題、あるいは宗教の話などもします。できる限りわかりやすい話をしますので、興味ある人は気楽に参加してください。参考書は随時あげますので、本をたくさん読んでくれればと思います。(瀬戸記)
 「読む」ことを通して「創作とは何か」「何を書くべきか」「どう書けばよいのか」など、創作のイメージをつかんでもらいながら、徐々に創作へと移行する。提出は最低一作品(原稿用紙三〜十枚程度。上限はなし)。創作は答えのない問いです。答えは自分の中だけにある。眠っているかもしれない才能と、出会ってみませんか? (越智記)
学習・教育目標との対応 JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」および「(f)前半:日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力」に対応。
関連科目
備考