開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 全学科2年 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | メンタルへルス論 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 蔵本信比古 |
教員室番号 | M204 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5851 |
連絡先(E-mail) | kuramoto@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 火曜9:00〜11:00 |
授業のねらい | 人間社会の中では常に他の人々との何らかのかかわりが求められますが、その中で人はしばしば心身の不調を体験すことがあります。ここでは日々の人間関係、対人交流の場面で、我々が何をどのように体験しているのかを一緒に振り返ってみます。また、その周辺で起きている諸問題も取り上げながら、トータルなこころの健康(メンタルヘルス)について考えてみます。 |
到達度目標 |
A.人間関係、対人交流の基本的事項を学び、これを自分のこととして考えることができる。 B.ストレスに気づき、精神的な健康を保持するための効果的な対処行動を取ることができる。 C.対人関係上の諸問題について学び、より多様なものの見方ができる。 |
授業計画 |
第1週 こころの健康と人間関係 第2週 出会いの人間関係(対人認知、初頭効果、新近効果) 第3週 暮らしの中の人間関係 (第一印象、印象形成、ステレオタイプ) 第4週 集団の中の人間関係(集団心理、集団規範、リーダーシップ) 第5週 社会的行動(同調性、リスク、手抜き、認知的不協和) 第6週 心の健康と不健康(思春期・青年期の精神病理、抑うつ、燃え尽き症) 第7週 大学生のメンタルヘルス(ストレス、ストレス理論、セルフコントロール) 第8週 対人交流のパターン(心のしくみ、精神分析、交流分析の考え方) 第9週 対人交流と自己主張(エゴグラム、アサーション) 第10週 カウンセリングの基礎(かかわりのモード、ペーシング) 第11週 生活の中のカウンセリング(親子の対話、職場でのコーチング) 第12週 対人関係の諸問題−1(いじめ、セクハラ、アカハラ) 第13週 対人関係の諸問題−2(男と女の人間関係、デートDV、DV被害) 第14週 対人関係の諸問題−3(心の理論、発達障害、自閉的特性) 第15週 情報化社会におけるメンタルヘルス |
教科書及び教材 | なし。(各回とも、資料配付、あるいはパワーポイントで提示します) |
参考書 | なし。適宜、授業の中で紹介します。 |
成績評価方法 | 試験(60点)、レポート(20点)、授業への参加等(20点) 、100点満点中60点以上が合格 |
履修上の注意 | なし |
教員メッセージ | いずれも日々だれしもが巡り会う可能性のある事項ですので、学生として、また将来の社会人として、自らの健康管理に役立てるようにしてください。 |
学習・教育目標との対応 |
<JABEEの学習・教育目標との関連> 基準1-(1)-(g)自主的、継続的に学習できる能力 |
関連科目 | なし |
備考 | なし |