開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 市民と公共
対象学年 2
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 医の科学A
単位数 2
担当教員 佐々木 春喜
教員室番号 m203
連絡先(Tel) 0143-46-5853
連絡先(E-mail) hsasaki@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日13:00〜15:00
授業のねらい 若い時期から健康・障害について理解し、生涯にわたって自分で自分の健康を守るための知識・技術を身につける。
到達度目標 @日常的救急場面の対応ができる
A身近な病気を理解し、対策がとれる
B病気の予防、健康増進の自覚を高め、よりよい生活習慣を実践する
Cスポーツ外傷・障害を理解し、安全で効果的な運動ができる
授業計画 週 授 業 内 容 等
 1週目 オリエンテーション
 2週目 「自分の目の前で人が倒れている」 (救急蘇生法)
 3週目 「エビを食べた友人が蕁麻疹がでて息苦しいと言った」 (救急疾患の処置:アナフィラキシー)
 4週目 「朝礼で冷や汗をかいて失神しそうになった」 (救急疾患の処置:失神、意識障害、けいれん)
 5週目 「料理をしていたらやけどした」 (救急処置:熱傷、凍傷、電撃傷)
 6週目 「運動処方に基づいた適切な健康運動を取り入れた」 (スポーツ医学:メディカルチェック)
 7週目 「サッカーのヘディングで頭をぶつけてからボーっとしている」 (スポーツ医学:頭部打撲)
 8週目 「バレーボール中スパイクで着地したら右膝がブチィと音がした」  (スポーツ医学:スポーツ障害)
 9週目 「一人暮らしになって朝食を抜くようになって太ってきた」 (生活習慣病:肥満、高血圧、糖尿病)
10週目 「大学生になってタバコを吸うようになったが、タバコの害がちょっと心配」 (生活習慣病:喫煙)
11週目 「これくらいの風邪で病院にかかったほうがいいのだろうか」 (身近な病気:風邪、インフルエンザ)
12週目 「4月に健康診断を受けたんだけど意味があるのかなと思った」 (検査の読み方、予防医学)
13週目 「健康診断で病院に受診したけどいくらかかるだろう」 (医療保険制度)
14週目 「何だか今までの自分と違うような気がする」 (メンタルヘルス)
15週目 トピックス:「現代の若者の性感染症」「医療崩壊」など

教科書及び教材 なし (各回とも資料配布)
参考書 なし (適宜、授業の中で紹介する) 
成績評価方法 試験(60点)、授業への参加(20点)、レポート(20点)、救急蘇生法の実習参加も評価対象
100点満点中60点以上が合格
履修上の注意 なし
教員メッセージ 工学という環境にあって、生物としてのヒト、心理としての人間、社会での人間に興味をもってほしいと思います
学習・教育目標との対応 なし
関連科目 今後の関連科目は、3学年後期開講の医の科学Bである
備考