開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 全学科
対象学年 2
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 基層文化論
単位数 2
担当教員 松名 隆
教員室番号 N663 
連絡先(Tel) 46-5834 
連絡先(E-mail) pine@mmm.muroran-it.ac.jp 
オフィスアワー 水曜日12時〜13時 
授業のねらい 世界の先住民族および北海道の先住民族であるアイヌの自然に根ざした諸文化(基層文化)を、日本の他の地域の基層文化を含めて比較しながら、自然との共生についての理解と考察を深めることを目指す。
到達度目標 1.自然に根ざした文化(基層文化)の基本的あり方について学ぶ。
2.1.について、世界の諸地域における先住民族の基層文化、日本の諸地域に伝わる基層文化、北海道のアイヌ基層文化の具体的あり方を比較検討しながら、基層文化への理解を深める。
3.今日の自然保護思想と基層文化における自然観を比較しながら、これからの自然との共生のあり方について考察する。
授業計画 第1回 基層文化とはなにか(基層文化と近代文化)
第2回 先住民族における基層文化破壊の歴史〜ネイティブ・アメリカン
第3回 世界諸地域の基層文化を考える(1)
第4回 世界諸地域の基層文化を考える(2)
第5回 世界諸地域の基層文化を考える(3)
第6回 日本の基層文化を考える(1)
第7回 日本の基層文化を考える(2)
第8回 日本の基層文化を考える(3)
第9回 北海道の基層文化としてのアイヌ文化(1)
第10回 北海道の基層文化としてのアイヌ文化(2)
第11回 北海道の基層文化としてのアイヌ文化(3)
第12回 北海道の基層文化としてのアイヌ文化(4)
第13回 北海道の基層文化としてのアイヌ文化(5)
第14回 北海道の基層文化としてのアイヌ文化(6)
第15回 先住民族の基層文化に学ぶ自然との共生
教科書及び教材 教科書は特に定めず、資料を適宜配布する。
必要に応じて、音声、画像資料を利用する。
参考書 配布する資料で適宜紹介する。 
成績評価方法 レポートによって評価する。100点満点で60点以上を合格とする。
履修上の注意 履修締め切り後毎回出欠を確認し、5回以上欠席の場合は、履修を認めない。不合格者は再履修することができる。
教員メッセージ 世界および日本諸地域の基層文化と比較しながら、北海道のこれからの文化のあり方を一緒に考えましょう。
学習・教育目標との対応 JABEE(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養に対応する。
関連科目 社会環境基礎論、アジアの文化、自然再生論
備考