開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 建設システム工学科
機械システム工学科
情報工学科
電気電子工学科
材料物性工学科
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 インター・サイエンスF(応化) (後半)
単位数 1
担当教員 空閑良壽、古賀俊勝、菊池慎太郎、小幡英二
教員室番号 小幡(H403),古賀(H408),菊池(U407),空閑(H308)
連絡先(Tel) 小幡(5761),古賀(5722),菊池(5741),空閑(5765)
連絡先(E-mail) eobataxy@mmm.muroran-it.ac.jp, kuga@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 小幡(木:10:00-12:00),その他在室時は随時OK
空閑(月,水:15:00--17:00),その他在室時は随時OK
授業のねらい 幅広い基礎科学および専門知識を総合的に学び、高いセンスをもったエンジニアをめざすことに貢献する。
原子や分子の化学的特性に関する基礎知識、化学が化学工業で果たす役割、並びに化学とバイオテクノロジーの関係を習得するとともに、これら応用化学分野の理論と技術を利用する環境問題解決の現状と展望について学習する。
到達度目標 @原子や分子の化学的特性に関する基礎知識に触れる。
A化学とバイオテクノロジーの位置づけを知る。
B化学の基礎が化学工業で果たす役割を知る。
授業計画 @理学と工学(小幡)
A環境と応用化学(小幡)
B量子的な化学の考え方(その1)(古賀)
C量子的な化学の考え方(その2)(古賀)
Dバイオテクノロジーの世界(その1)(菊池)
Eバイオテクノロジーの世界(その2)(菊池)
F化学と化学工場をつなぐ化学工学(その1)(空閑)
G化学と化学工場をつなぐ化学工学(その2)(空閑)
教科書及び教材 教科書は使用しない。適時プリント等配布。
参考書 D. A. McQuarrie and J. D. Simon著、千原秀昭・江口太郎・齋藤一弥訳、「物理化学(上)」(東京化学同人)
菊池慎太郎編著「微生物工学」(三共出版)
橋本健治編「ケミカルエンジニアリング〜夢を実現する工学」(培風館) 
成績評価方法 毎回講義中にレポート課題を課し,レポート課題の合計点で評価する。レポート課題の合計点は100点を満点とし,60点以上を合格とする。 
履修上の注意 2回以上欠席すると再履修。評価対象外者の成績報告は「欠席」とする。定期試験,再試験等は行わない。
教員メッセージ 理科系の真面目人間は狭い領域で良しとする傾向が強いが、決して1つや2つの知識だけでは科学者や工学者として務まらない。 さまざまな知識や知恵が、縦糸や横糸となってはじめて布のように「使い物」になり、身体を温める衣として社会に受け入れられる。 ここでは,化学から生物におよぶ分野の基礎とその工学に触れてほしい。
学習・教育目標との対応 建設システム工学科の学習・教育目標との対応
(A) 未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学知識を習得する
(C) 未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊か
な能力を身に付ける

機械システム工学科の学習・教育目標との対応
(A)-1 自然科学的視点だけでなく,人文科学的あるいは社会科学的な視点から物事を多
面的に見る能力の修得

情報工学科の学習・教育目標との対応
情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける

電気電子工学科の学習・教育目標との対応
(H-2) 人文科学,社会科学など他分野に関連する知識を習得し,社会や自然と技術のか
かわりについて考えることができる能力

材料物性工学科の学習・教育目標との対応
応用物理コース:技術者としての素養および応用物理を理解するための基礎として,数
学,自然科学,情報科学を修得する
材料工学コース:数学,自然科学,情報技術に関する基礎的知識を習得し,それらを材
料工学の専門分野に応用できる能力を身につける 
関連科目
備考