開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 電気電子工学科以外の学科
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 インター・サイエンスD(電電) (後半)
単位数 1
担当教員 宮永滋己
教員室番号 Y201
連絡先(Tel) 0143-46-5530
連絡先(E-mail) miyanaga@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 水曜日 17:00〜18:00、木曜日 17:00〜18:00
授業のねらい  工学は基礎科学の知識を現実に応用するために体系化されたものであるが、同じ工学でも、分野によって基礎となる科学も一見異なって見える。本授業では、入学した学科以外の分野の概要を通して科学と工学の関連性を学び、工学の幅の広さや大学と高校における学習の違いを意識することをねらいとする。
到達度目標 1.工学の基礎としての数学・自然科学の役割について認識する。
2.電気電子工学に関連する科学技術にどのようなものがあるかを説明できる。
3.電気電子工学に関連する科学技術が社会においてどのように活用されているか、私たちの生活への関わりを説明できる。
授業計画 1週目 シラバスの説明、科学と工学の関連、大学における学習
2〜3週目 工学における数学・自然科学−微分・積分を中心に
4〜6週目 電気電子工学における自然科学−電磁気学を基礎にGPSやレーザーなどへの応用を例に
7週目 電気電子工学の概要:エネルギー・エレクトロニクス分野への応用を中心に
8週目 電気電子工学の概要:情報通信分野への応用を中心に
教科書及び教材  使用しない
参考書  藤瀧著「よくわかる電気の基本としくみ」秀和システム 定価(1200円税+) 
成績評価方法  小テストあるいはレポートなどで評価する。100点満点中60点以上を合格とする。不合格の場合は再履修とする。
履修上の注意
教員メッセージ  大学において目標とする知識の習得の仕方、考え方は、高校までとはずいぶん異なるかもしれない。その辺りの違いを感じてもらえれば。
学習・教育目標との対応 建設システム工学科の学習・教育目標との対応
(A) 未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学知識を習得する。
(C) 未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身に付ける。

機械システム工学科の学習・教育目標との対応
本科目は機械システム工学科学習・教育目標の(A)-1:自然科学的視点だけでなく,人文科学的あるいは社会科学的な視点から物事を多面的に見る能力の修得に対応する.

情報工学科の学習・教育目標との対応
本科目は情報工学科における学習・教育目標
情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。
に対応する。

材料物性工学科の学習・教育目標との対応
この授業の単位修得は、JABEE基準 (1) (C) 数学、自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力に対応する。
コースの教育目標においては、応物コースは (D) 理工学基礎、材料コースでは (C) 工学基礎に対応する。

応用化学科応用化学コースの学習・教育目標との対応
この科目は、応用化学コースの学習・教育目標のA) およびE) の達成に寄与します。
A) 語学、数学、自然科学、及び情報技術等の基礎知識を身につける。
E) 広く世界に情報を求め、人と自然の調和を考えた科学技術を展開できる力を身につける。
関連科目
備考