開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 応用化学科
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 基礎有機反応
単位数 2
担当教員 高野信弘
教員室番号 H-317
連絡先(Tel) 0143-46-5746
連絡先(E-mail) ntakano@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 木曜日  9:00-10:30
金曜日 10:30-12:00
授業のねらい 「基礎有機反応」では、基礎有機化学(1年前期)で学んだ基本的な知識をさらに、アルケン、アルキン、ハロアルカン、共役ジエンなどの具体的な有機化合物の反応へ適用し、基礎的な反応の概念、立体化学、そして化学反応の仕組みを習得し、将来の高度な有機反応が理解できる基礎力をつける。
到達度目標 1. 有機反応を表現、説明する基本的な語彙とその意味がわかる。 (20%)
2. アルケン、アルキン、ハロアルカン、共役ジエンの基本的な構造、性質および反応がわかる。 (40%)
3. 立体化学における基本的な用語が理解でき、分子構造の三次元表現ができる。 (30%)
4. 極性反応を説明するための速度論、立体化学、反応基質および試薬の性質、反応条件がわかる。 (10%)
授業計画 第 1週 共役と電子の非局在化(I) (第7章)
第 2週 共役と電子の非局在化(II) (第7章)
第 3週 立体化学(I) (第12章)
第 4週 立体化学(II) (第12章)
第 5週 立体化学(III) (第12章)
第 6週 立体化学 (IV) (第12章)
第 7週 ハロアルカンの求核置換反応(I) (第13章)
第 8週 ハロアルカンの求核置換反応(II) (第13章)
第 9週 ハロアルカンの脱離反応(I) (第13章)
第10週 ハロアルカンの脱離反応(II) (第13章)
第11週 アルケンとアルキンへの付加反応(I) (第15章)
第12週 アルケンとアルキンへの付加反応(II) (第15章)
第13週 アルケンとアルキンへの付加反応(III) (第15章)
第14週 アルケンとアルキンへの付加反応(IV) (第15章)
第15週 有機反応のまとめ
第16週 定期試験
教科書及び教材 ・有機化学、奥山 格監修、丸善
・ 「HGS分子構造模型C型セット」 丸善
参考書 ・マクマリー「有機化学」(上、中、下)第6版、東京化学同人
・ハート「基礎有機化学」三訂版、培風館  
成績評価方法 成績評価方法 定期試験で60点以上を合格とする。
履修上の注意 不合格者は再履修。
受講するときの留意点は、既習の「基礎有機化学」での基礎的事項をよく復習し、理解しておくこと。
第3週〜6週の授業では分子模型を使用する。
教員メッセージ 講義は、教科書の内容を中心に進めるので予習をしておくこと。
学習・教育目標との対応 この科目は、応用化学科の教育目標 B (専門的知識−化学及び生物工学)
および教育目標 E (調和ある科学技術)の達成に寄与する。

到達目標との関連: B は1〜4
             Eは2〜4
関連科目 1年次前期 基礎有機化学
2年次前期 有機化学A
2年次後期 有機化学B
3年次前期 有機化学実験
備考