開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 応用化学科
対象学年 1
必修・選択 必修
授業方法 講義
授業科目名 熱力学
単位数 2
担当教員 高野信弘
教員室番号 H-317
連絡先(Tel) 0143-46-5746
連絡先(E-mail) ntakano@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 木曜日  9:00-10:30
金曜日 10:30-12:00
授業のねらい 化学や物理の分野で極めて重要な概念であり、熱と仕事の間のエネルギーのやり取りから 定量的に化学反応や化学平衡などを説明できる「熱力学」について学ぶ。
到達度目標 1. 気体の性質を示す基本概念がわかる。(10%)
2. 熱力学におけるエネルギー変換の重要な基本概念がわかる。(60%)
3. 相の変化について説明できる 。(20%)
4. 化学平衡について説明できる。 (10%)
授業計画 1回目 気体の性質(1) (1章)
2回目 気体の性質(2) (1章)
3回目 熱力学の概念と第一法則 (2章)
4回目 仕事と熱 (2章)
5回目 エンタルピー (2章)
6回目 熱化学 (2章)
7回目 熱力学第二法則とエントロピー (4章)
8回目 エントロピー変化と熱力学第三法則 (4章)
9回目 ギブズエネルギーと化学ポテンシャル (4,5章)
10回目 物質の相平衡 (6章)
11回目 混合物の相平衡(1) (7章)
12回目 混合物の相平衡(2) (8章)
13回目 化学平衡(1) (9章)
14回目 化学平衡(2) (9章)
15回目 まとめ
16回目 定期試験
教科書及び教材 アトキンス「物理化学」(上)第6版、千原秀昭他訳、東京化学同人
参考書  
成績評価方法 定期試験で60点以上を合格とする。不合格者は、再試験によって再評価する。
履修上の注意 再試験は1回のみ実施し、不合格者は再履修。
この授業では、数学、とくに微分・積分や物理学の知識が必要になる。
教員メッセージ
科学の一分野である限り、化学においても数学や物理の知識は必要である。また、工学における現実的な問題の解決のためにはどうしても定量(数値)的な取り扱いや説明を避けては通れない。
学習・教育目標との対応 この科目は、応用化学科の教育目標A(基礎知識)の達成に寄与する。
関連科目 物理学C, 解析I , 解析II , 化学数学演習
備考