開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 材料物性工学科 応用物理コース3年 |
対象学年 | 3 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義および演習 |
授業科目名 | プレゼンテーション技法 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 澤田 研、戎 修二、矢野隆治 |
教員室番号 |
澤田 研(Y501),戎修二(K604) 矢野隆治(K314) |
連絡先(Tel) |
澤田 研(0143-46-5670),戎修二(0143-46-5620) 矢野隆治(0143-46-5613) |
連絡先(E-mail) | ksawada@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 毎週火曜 9時から12時 |
授業のねらい | 技術者には、自分が携わった技術・製品,研究成果を他者に自らわかり易く的確に伝えられることが求められている。本講では、事例を用いてプレゼンテーションの考え方、一般的な作法を紹介する。更に、課題が与えられたときにそれについて調査し、考えを論理的に整理し、他者にその内容をプレゼンテーションする方法を学ぶ。本講の中で、各自がそれぞれに与えられた課題について実際にプレゼンテーションを行い、発表および討論する力をトレーニングする。 |
到達度目標 |
1.自分のアイディアや成果,考察,意見などをスライドに表現し,他者の前で説明す ることができる。 2.他者の発表に対して質問やコメントを述べることができる.質問やコメントに対して受け答えができる。 3.自分の発表をわかり易くする工夫ができる。 4.自分の意見を述べるとともに,相手の意見を受け入れ発展させること、コミニュケーションやチームワークを培うことができる。 |
授業計画 |
第1週: ガイダンス、プレゼンテーションの重要性と基本事項 第2,3週:コンピュータリテラシ パソコンの基本操作。日本語入力と簡単な文書作成方法。 インターネットの利用方法(Web閲覧,検索エンジン,インターネットのルールとエチケット) 第4週: プレゼンテーションの技法 1 (事例紹介,内容の構成,ポイントの設定,分かり易いスライドとは) 第5週:プレゼンテーションの技法 2 (分かり易い発表の仕方,プレゼンテーションソフトの使い方) 第6,7,8週: プレ・プレゼンテーション作成作業・発表 (第6週は作業日) (班分け通知(4名),プレテーマ割当て) 第9週〜第14週: プレゼンテーションによる発表および評価 (第9,10,11週は作業日) (班分け通知(2名),テーマ割当て) 第15週: 総括(講義のアンケート調査と相互評価) |
教科書及び教材 | 授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。 |
参考書 |
諏訪邦夫「理系のための上手な発表術」講談社サイエンティフィク(税込2,100円) 海保博之編著「説明と説得のためのプレゼンテーション」(1995)共立出版(税込2,625円)実教出版編修部編「30時間でマスター プレゼンテーション+PowerPoint 2003 CD-ROM付」実教出版(税込950円) |
成績評価方法 |
プレゼンテーションの内容(50%) プレゼンテーションの作成作業(50%) で評価し、100点満点の60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
1) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 2) 妥当な理由のない欠席、遅刻は認めない。 3) 授業途中の入室、退室は認めない。 4) 再試験は行わない。よって、不合格者は再履修すること。 5) 授業中の質問を歓迎する。オフィスアワーなどでの質問も適宜受ける。 6) 発表準備に課外時間を充てる必要がある。 7) 各自でUSBメモリを用意すること。 |
教員メッセージ |
この授業で、「人にものを伝えるにはどうしたらよいか」の技術を身につけて欲しい。そのためには、話の組み立て方、話し方(声の大きさやテンポ)、図や表、キーワードの使い方、最後のまとめにどのような注意が必要かを知ることが重要である。良い プレゼンテーションを行うためには、調べたことや知識をそのまま羅列するのではなく、他人の興味を引くように、材料を料理して提供する必要がある。本講義での経験は、2,3年次の実験および4年次での卒業研究の発表に留まらず、職場での上司へのプレゼンテーションなど様々なところで生かされるであろう。レポートを数回、課す予定である。他人のレポートを見ることなく自力で作成すること。見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。 |
学習・教育目標との対応 |
学習目標 (C)表現能力 JABEE基準 (f) |
関連科目 | |
備考 |