開講学期 | 2008年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 電気電子工学科 |
対象学年 | 3 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 応用計測工学 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 加野 裕 |
教員室番号 | Y208 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5537 |
連絡先(E-mail) | h-kano@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜日 午後4時30分〜5時30分 木曜日 午後4時30分〜5時30分 |
授業のねらい | 近年,分野を問わず,あらゆる計測に電子計測技術が利用されるようになっている.コンピュータ技術の発展によって電子計測技術はますます高度化しているが,その基礎となるセンシング技術を学習する. |
到達度目標 |
(1)代表的な物理量について,その測定原理を説明することができる.(知識力,40%) (2)基本的な電子計測器の動作原理を説明することができる.(知識力,40%) (3)光,超音波,放射線などの特性を利用した基本的な計測法の原理を理解し,これを説明することができる.(理解力,20%) |
授業計画 |
1.電子計測の基礎(2回) 2.センサー(4回) 3.データ変換(3回) 4.電子計測器(1回) 5.デジタル計測制御システム(1回) 6.測定値と制御信号の伝送(1回) 7.応用計測(3回) |
教科書及び教材 | 田所 嘉昭 著,”電子計測と制御”(森北出版)の流れに沿って講義し,必要に応じてプリントを配布する. |
参考書 |
高橋 清,伊東謙太郎 共著,”基礎センサ工学”(電気学会) 穂積啓一郎,吉村菊子 共著,”機器分析のとびら”(さんえい出版) |
成績評価方法 | 満点を100点とし,60点以上を合格とする.その成績は.定期試験(70%)と小テスト,中間試験,レポート(30%)により評価する.再試験は行わない.到達度目標の全てついて,定期試験において論述問題を出題し,達成度を評価する. |
履修上の注意 |
○計測工学,電子回路,電気磁気学の講義内容を理解していることを前提として講義する. ○不合格者は再履修すること. |
教員メッセージ | 計測の現場では,計測器の動作原理を理解していないために,測定している現象について誤った判断を下してしまうことがあります.それぞれの計測法や計測器には,測定原理によって定まる前提条件があり,これを整えるのは測定者であることを理解して欲しいと思います. |
学習・教育目標との対応 | この科目は,電気電子工学科の学習目標の中で,B(電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する)に該当する |
関連科目 | 計測工学,電子回路,電気磁気学,半導体工学 |
備考 |