開講学期 | 2008年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 情報工学科1年 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義及び演習 |
授業科目名 | 数値解析 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 長島知正 |
教員室番号 | V609 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5433 |
連絡先(E-mail) | nagasima@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 木曜 11:00−12:00 |
授業のねらい |
計算機内部の数値表現と誤算発生の仕組みを理解し、様々な課題 の解決に必要な計算アルゴリズムを応用できる能力を身につける。 さらに、計算の精度や効率に関する基礎を学習する。 |
到達度目標 |
1.計算機内部の数値表現を理解し、利用することが出来る〈理解力;25%) 2.各種の数値計算手法を理解し、知識を身につける(知識力;25%) 3.各種計算アルゴリズムを問題解決に応用できる〈応用力;25%) 4.計算誤差について、検討する基礎的能力をつける〈論理力;25%) |
授業計画 |
第 1週 数値解析について;履修方法、講義予定等 第 2週 数値計算と誤算 第 3週 非線形方程式 (1)区間縮小法、反復法 第 4週 同 (2)ニュートン法 第 5週 小テスト と 解説 第 6週 連立1次方程式 (1)反復法 第 7週 同 (2)ヤコビ法 第 8週 同 (3)ガウス・ザイデル法 第 9週 補間法 (1)関数近似、最小2乗法 第10週 小テスト と 解説 第11週 補間法 (2)ラグランジュ補間 第12週 数値積分 第13週 常微分方程式 (1)概説 第14週 同 (2)オイラー法 第15週 同 〈3)ルンゲクッタ法 |
教科書及び教材 |
○ 「だれでもわかる 数値解析入門」 新濃清志、船田哲男共著 近代科学社 ¥2400 を教科書として使用する。授業はこれを基準として進めるので、 各自用意すること。 |
参考書 |
○理工系の数学入門コース8 「数値計算」 川上一郎著 、岩波書店 ¥2400 |
成績評価方法 |
100点満点として60点以上合格。定期試験の成績(50%) と講義の途中に行う小テスト(50%)によって評価する。 |
履修上の注意 |
高等学校高学年から大学1年生で学習する程度の「解析」と「線形代数」 の基礎的学力が必要になります。 履修条件 : 情報工学科 「数理工学演習 A」に合格していること 不合格の場合は、再履修になります。 |
教員メッセージ |
・講義は高等学校卒業程度の学力を前提に、分かりやすく進めますが、 本科目を履修し、限られた時間で目標を達成するには、必ず「予習」、 「復習」をしてください。 ・講義の中で、実際のプログラミングは行いませんが、数値計算法の アルゴリズムを確認、検討するため、簡単な計算を実行する手段〈電卓等) を各自用意してください。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に 対応している: 情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。 |
関連科目 | 情報工学演習Cで、本科目で学習した内容の演習がある。 |
備考 | 特になし |