開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 機械システム工学科3年
対象学年 3
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 材料加工学
単位数 2
担当教員 長船康裕
教員室番号 B216
連絡先(Tel) 5326(内線)
連絡先(E-mail) osafune@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜 9:30-10:25
授業のねらい ものづくりの基本となる各加工法の原理と実際の理解と強度設計の基礎を学ぶ
到達度目標 1.以下の加工法の原理と特徴を理解する.
 造型加工
 切断接合加工
 熱処理及び表面処理
 特殊加工
2.加工品の評価方法の原理と特徴を理解する.
3.加工品の破壊事故の原因となる力学的要因を理解する.
脆性破壊,疲労破壊,クリープ破壊,応力腐食割れ,エロージョン/コロージョン,材料劣化など
授業計画 1週目 機械と材料
2〜3週目 材料の強化機構と強化法
4週目 拡散・高温変形
5週目 相変態と熱処理
6〜10週目 材料の製造と加工
?鋳造
?塑性加工
?接合
?表面処理
?特殊加工
?鉄鋼材料
?非鉄金属材料
?高分子・セラミックス材料
?複合材料と機能性材料
11週目 機械設計と材料技術及び評価技術
12〜13週目 材料の破壊
14週目 環境と材料及び加工技術
15週目 演習
教科書及び教材 JSMEテキストシリーズ「機械材料学」, 日本機械学会,丸善(2008)定価(定価 1,980円(税込))
他に授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配布する.
参考書 井川:材料プロセス工学,朝倉書店
野口:球状黒鉛鋳鉄の強度評価,アグネ技術センター(定価4500円)
中江:鋳造工学,産業図書(定価2600円)
臼井:機械製作法用論,東京電機大学出版局
千々岩:機械製作法通論(上),(下),東京大学出版会 
成績評価方法 レポートおよび授業中の課題30点,定期試験70点で評価する.100点満点中60点以上の者を合格とする.
不合格者は再履修すること.
履修上の注意 80%以上の出席が必要
材料力学,機械材料学,機械加工学を履修していることが望ましい.
教員メッセージ
学習・教育目標との対応 機械システム工学科の学習・教育目標との対応
「1(d)機械システム工学に関する知識と、それらを問題解決に応用できる能力」と「3.工学システムをデザイン・製作する能力を涵養」
JBEEの学習・教育目標との対応
基準1(d)「該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力」
関連科目 材料力学,工作法実習,機械材料学,機械加工学,塑性加工学
備考