開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 機械システム工学科
A~C班(2巡目),D~F班(1巡目)
対象学年 2
必修・選択 必修
授業方法 製図,演習
授業科目名 機械製図U (A~F班)
単位数 1
担当教員 松本大樹、花島直彦
教員室番号 A209(花島),B304(松本),B209(湯浅)
連絡先(Tel) 来室かメールで連絡すること
連絡先(E-mail) hana(アットマーク)mondo.mech.muroran-it.ac.jp(花島)
h_matsu(アットマーク)mmm.muroran-it.ac.jp(松本)
yuasa(アットマーク)mmm.muroran-it.ac.jp(湯浅)
オフィスアワー 花島:金曜日の13:00-14:00
松本:
湯浅:
授業のねらい JIS B0001-2000「機械製図」にしたがって,JIS規格にあった正しい製図法を学ぶ.CADの基本的な使い方を習得し,コンピュータを用いた製図を行う.さらに,簡単な機械要素部品の強度計算を行い,機械設計の基礎を修得する.これらを通して,構想力および構想したものを図面や設計書で表現する能力を培い,機械製図に習熟することを目標とする.
到達度目標 1.写図,製図等の実習を通して,JISに則った正しい機械製図が読み書きできる.
2.CADソフトを用いて製図ができる.
3.簡単な機械要素の強度計算および機械設計ができる.
授業計画 <1巡目の班>
第1週 機械設計,キー,軸継手,強度計算(フランジ形固定軸継手)
第2週 機械設計,計算書作成      (フランジ形固定軸継手)
第3週 機械設計,幾何公差,製図    (フランジ形固定軸継手)
第4週 機械設計,材料記号,製図    (フランジ形固定軸継手)
第5週 機械設計,組立図,製図     (フランジ形固定軸継手)
第6週 機械設計,製図         (フランジ形固定軸継手)
第7週 3D−CAD演習        (豆ジャッキ)
<2巡目の班>
第8〜14週は第1〜7週と同内容
教科書及び教材 吉澤武男編著,新編JIS機械製図(第4版),森北出版
参考書 1.日本規格協会編,JISハンドブック 製図,日本規格協会.[附属図書館蔵,NDC8:459.13,509.13/v.59]
2.日本規格協会編,JISハンドブック 機械要素,日本規格協会.[附属図書館蔵,NDC8:459.13,509.13/v.7]
3.日本機械学会編,新版 機械工学便覧 B1機械要素設計・トライボロジー,丸善.[附属図書館蔵,NDC8:530.36,530.3/B1]
4.大西清著,JISにもとづく標準製図法,理工学社.[附属図書館蔵,NDC8:451.8]
5.植松育三 ほか 著,初心者のための機械製図,森北出版.[附属図書館蔵,NDC8:531.9] 
成績評価方法 毎回の出席が原則.提出課題(写図・製図・CADの各図面,口頭試問,計算書.テストを含む)により評価する.これらを100点満点に換算して 60点以上を合格とする.提出期限を過ぎた場合は,減点対象となる.すべての課題が受理されなければ単位認定されず,再履修となる.なお,事情により,指定された期限内に課題を提出することができない(あるいは提出の見込みが立たない)場合には,できる限り早く,担当教員まで申し出て指示を仰ぐこと.
履修上の注意 強度計算では材料力学の知識が必要です.授業の時に材料力学の教科書等を持参するとよいでしょう.
教員メッセージ 提出課題(演習問題,図面など)が多いので,授業のあき時間を有効に活用して取り組んで下さい.
学習・教育目標との対応 ・学科の学習・教育目標との対応
 (A)-4 機械システム工学に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力
・JABEEの学習・教育目標との関連
 (e) 種々の科学,技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
 (d)-(2) 機械工学の主要分野(材料と構造,運動と振動,エネルギーと流れ,情報と計測・制御,設計と生産・管理,機械とシステム)のうち各プログラムが重要と考える分野に関する知識と,それらを問題解決に応用できる能力.なお,各分野の内容要件については別に定める.
関連科目 [必要とする主要科目]図学I,II,機構学,材料力学I,機械製図I,機械工作法実習I
[必要とされる主要科目]機械工作法実習II,機械システム設計学,コース別設計法,卒業研究I,II(テーマに依存)
備考 開講日が変則的ですので必ずオリエンテーションに出て下さい.