開講学期 | 2008年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 建設システム工学科 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 建築環境工学A |
単位数 | 2 |
担当教員 | 市村恒士 |
教員室番号 | Y705(市村) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5240 |
連絡先(E-mail) | kichi@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月・金曜日 11:30時〜12:00時 |
授業のねらい | 建築,都市の計画・設計を行う際に考慮すべき,「光環境」・「熱環境」・「空気環境」の工学的な取り扱い方についての理解をすること,環境に配慮した都市・建築に関する基礎知識を習得することを本授業のねらいとしている |
到達度目標 |
1)日照・日射に関わる基礎的知識(日影,日射量等)を得る。 2)熱に関する基礎的知識(快適環境の意味,壁面の伝熱等)を得る。 3)空気に関する基礎的知識(結露,換気等)を得る。 4)環境に配慮した都市・建築に関わる基礎的知識を得る。 |
授業計画 |
1〜2週目 ガイダンス,環境一般,環境工学の概要 2〜3週目 日照・日射(日影図,日射量 等) 4〜9週目 熱 (快適環境,放射,伝熱 等) 10〜12週目 空気 (結露,換気 等) 13〜15週目 環境に配慮した都市及び建築(環境と緑化,環境共生住宅,LCA等) 定期試験 |
教科書及び教材 |
特に教科書は指定しない。※1回目授業でふれるが,「参考書」欄1)〜3)に紹介するような「建築環境工学」に関する書籍を1冊は所有することが望ましい。 授業に使用する必要な資料等は適宜配布する。 |
参考書 |
〜建築環境工学の教科書的なもの(1)〜3))〜 1)<建築のテキスト>編集委員会 「初めての建築環境」 学芸出版社 2800円+税 2)環境工学教科書研究会著「環境工学教科書」彰国社 3500円+税 3)田中俊六 他3名著 「最新 建築環境工学」井上書院 3000円+税 〜その他,授業内容と関連する応用的なもの(4)〜5))〜 4)(社)日本建築学会編「シリーズ地球環境建築 入門編 地球環境建築のすすめ」彰国社 2857円+税 5)(社)日本建築学会編 「建築と都市の緑化計画」彰国社 3400円+税 ※上記以外の参考書についても,授業の中で随時紹介する。 |
成績評価方法 |
合格基準:100点満点で60点以上を合格とする。 評価:授業で行う小テスト・レポート点(20〜30%程度),定期試験点(70〜80%程度)の割合で評価する。 不合格者の取り扱い:不合格者には,再試験を一度のみ実施する。 |
履修上の注意 |
@授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 A上述したとおり,再試験は一度のみ実施する。 |
教員メッセージ | 小テスト及びレポートを数回課す予定である。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業の単位修得は、 この授業の単位修得は,JABEE基準1(1)の(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力,(d)該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力,に対応している。 学科の学習・教育目標の,(F):実験や実習を重視した教育により,建築の環境・生産に関する基礎的知識と応用力を修得する,に対応している。 |
関連科目 | 建築の環境系のその他の科目として,「建築環境工学B(選択)」,「建築設備(必修)」がある。 |
備考 | 特になし |