開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 建設システム工学科 土木コース1年
対象学年 1
必修・選択 必修
授業方法 演習
授業科目名 建設応用数学
単位数 1
担当教員 川村志麻
教員室番号 A225
連絡先(Tel) 0143-46-5282
連絡先(E-mail) skawamur@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 水曜日 12:00-12:50
木曜日 12:00-12:50
授業のねらい この授業では、今後建設工学を学ぶ上で必要となる、基礎的な数学的素養及び実務において必要となる数理的な判断能力を養うために、三角関数、微分、積分、微分方程式、複素関数に関する補習的な演習及び判断数理、数的処理、統計資料の取扱いなどに関する演習を行う。
到達度目標 この授業の目標は以下のとおりである。
(1)三角関数に関する諸定理を理解する。
(2)初等関数の微分、積分問題を解くことができる。
(3)簡単な微分方程式を解くことができる。
(4)複素関数に関する諸性質を理解できる。
(5)種々の課題解決に必要となる数的判断能力や統計資料の解読能力を養う。
授業計画 この授業の授業計画は以下のとおりである。
 週      授 業 内 容
1週目 三角関数に関する問題演習(プリント)
2週目 先週の問題の解説及び講評、補足説明
3週目 初等関数の微分に関する問題演習(プリント)
4週目 先週の問題の解説及び補足説明、類似問題の演習と解説(プリント)
5週目 初等関数の積分に関する問題演習(プリント)
6週目 先週の問題の解説及び補足説明、類似問題の演習と解答(プリント)
7週目 簡単な微分方程式の解法について(1)及び問題演習・解説(プリント)
8週目 簡単な微分方程式の解法について(2)及び問題演習・解説(プリント)
9週目 簡単な微分方程式の解法について(3)及び問題演習・解説(プリント)
10週目 簡単な微分方程式の解法について(4)及び問題演習・解説(プリント)
11週目 複素関数について(1)(プリント)         
12週目 複素関数について(2)(プリント)  
13週目 判断推理、数的処理、統計資料に関する問題演習(プリント)
14週目 計算機を利用した土木工学に関する演習・解説(1)(プリント)
15週目 計算機を利用した土木工学に関する演習・解説(2)(プリント)
    (定期試験)
教科書及び教材 テキストは使用せず、演習の中で必要に応じて資料を配付する。
参考書 高等学校時代の数学の教科書
野邑雄吉著 「応用数学−工学専攻者のための−」 内田老鶴圃
小出昭一郎著 「物理学」 裳華房  
成績評価方法 定期試験60%、演習40%で評価し、合計60点以上を合格とする。ただし、全項目の履修が前提となる.なお,定期試験に対する再試験は1回のみ実施し,不合格者は再履修とする。
履修上の注意 高等学校時代の数学をよく復習しておくこと。
教員メッセージ 数学の素養や数的判断能力は今後の土木工学を学ぶ上で十分に必要なものであるから、興味をもって取り組んでほしい。
学習・教育目標との対応 土木コースの学習教育目標との関係
◎(A)理工学知識
○(D)土木専門基礎
関連科目 今後履修する科目の数学的基礎科目である。
備考