開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 情報工学科 |
対象学年 | 3 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | コンピュータを使用しての演習 |
授業科目名 | 情報工学演習A |
単位数 | 2 |
担当教員 | 岡田吉史 |
教員室番号 | V610 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5498 |
連絡先(E-mail) | okada@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 木曜日 16:00-17:00 |
授業のねらい | 代表的オペレーティングシステムの一つであるUNIX上での,C言語によるプログラム開発の基本を,演習を通して身につけることを目的とする.まず, UNIXシステムの基本的な操作法,特に,プログラミングに必要な開発ツールの使い方を習得する.続いて,実際にCプログラムを作成しながら,講義「プログラミング」で学んだC言語の基本文法を実践を通して学習する. |
到達度目標 |
1. UNIX上のプログラム開発に必要なコマンド,エディタの使用法 を修得する. 2. C言語の基本的な文法を理解する. 3. 要求に沿った簡単なプログラムを,適切な構文,データ型を用いて作成できる. 4. 作成したプログラムのデバッグが行える. |
授業計画 |
第1回 ガイダンス 第2回 UNIXの基本操作の習得. 第3回 Cプログラミングの基本の確認. 第4回 制御構文(1) 条件判断と分岐の習得. 第5回 制御構文(2) 繰り返しの習得. 第6回 制御構文(3) 制御構文の使い分け,組み合わせによる プログラミングの実践. 第7回 まとめと課題演習1 第8回 配列 第9回 関数(1) 関数の作成法とその利点. 第10回 関数(2) 値呼び,参照呼びの違いと使い分け 第11回 まとめと課題演習 2 第12回 ポインタ操作の利便性の理解. 第13回 構造体の利用 第14回 まとめと総合演習 1 第15回 まとめと総合演習 2 |
教科書及び教材 |
「プログラミング」の講義にて使用したテキスト ・皆本晃弥 編著「やさしく学べるC言語入門ー基礎から数値計算入門までー」サイエンス社、本体価格2400 を用いるので持参すること. その他必要となる資料は,適宜Webおよびプリントで配布する. |
参考書 |
UNIX,およびC言語についての書籍は多数出版されているので,自分にあったものを参考にされたい. 「Cによる情報処理入門」 阿曽弘具編著,昭晃堂(1997) 「新版 明解C言語入門編」 柴田望洋著 、ソフトバンクパブリッシング |
成績評価方法 |
演習によるプログラミング技術の修得を目的とするため,出席を単位取得の必要条件とする.やむを得ず欠席する場合は,必ず届け出ること. 成績は,演習中の提出課題により評価する. 不合格の場合には再履修すること. |
履修上の注意 | 講義「プログラミング」を履修していることが望ましい. |
教員メッセージ |
本演習では,毎回演習開始時に配布する資料に従って,演習課題を実践することによって進めます.実践した課題は,毎回の演習終了時に提出します. 本演習は,引き続き行われる演習科目の基礎にあたり,UNIXツールやCの文法が道具として使えるようになることを目指します. |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している. 情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける. |
関連科目 | プログラミング,情報工学演習B,それ以降に開講される卒業研究などでも全般的に必要とされる。 |
備考 | 本演習の受講学生は,授業実施時間以外にも,学生開放時間には情報工学科R105室のコンピュータを利用できますので,予習,復習に積極的に活用してください. |