開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 機械システム工学科
対象学年 1
必修・選択 必修
授業方法 講義
授業科目名 線形代数 (機械)
単位数 2
担当教員 竹ケ原裕元
教員室番号 N553
連絡先(Tel) 5807
連絡先(E-mail) yugen@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 金曜日 16:00-18:00
授業のねらい 工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識のうち、線形代数の初歩を講義する。線形代数学への入門として,行列と行列式の演算及び行列の基本変形(掃き出し法)を理解する。また、行列を用いた連立1次方程式の解法を理解する。更に、行列式の余因子展開を理解する。
到達度目標 1)行列の演算ができる。
2)行列の基本変形を用いて連立1次方程式の解を求めることができる。
3)掃き出し法を用いて逆行列や行列式を求めることができる。
4)余因子を用いて逆行列や行列式を求めることができる。
5)クラーメルの公式を用いて連立1次方程式を解くことができる。
6)3次元空間におけるベクトルの性質を理解する。
授業計画 1  行列の定義、和  
2  行列の積及びその性質  
3  正則行列、逆行列
4  行列の分割  
5  連立1次方程式と行列
6  簡約な行列
7  連立1次方程式の解法  
8  基本行列、正則行列の逆行列
9  置換とその性質
10 行列式の定義とその計算法
11 行列式の性質
12 行列式の展開
13 クラーメルの公式
14 空間のベクトル

以上の項目をそれぞれ1回を目処に講義を行う。
教科書及び教材 線形代数(学術図書出版社) 著者:桂田英典他
参考書 齋藤正彦著「線形代数入門」東京大学出版会 基礎数学1、定価1,995円(税込) 図書館に10冊所蔵あり  
成績評価方法 中間試験 40%、定期試験 60%の割合で成績を100点満点で評価する。合格は60点以上とする。不合格の学生を対象に1回だけ再試験を実施する。再試験による合格者の成績は、試験の得点に関わらず、60点とする。
履修上の注意 不合格者は,再履修となる.
教員メッセージ 授業の予習・復習をするように心掛けて下さい。課題は必ず提出して下さい。
学習・教育目標との対応 工学を学ぶための最も基礎的な科目の一つである。
関連科目 解析A、解析B,解析C
備考 わからないところは、質問して下さい。