開講学期	2008年度 前期
授業区分	週間授業
対象学科	機械システム工学科（夜間主コース）
対象学年	1
必修・選択	必修
授業方法	講義
授業科目名	物理学Ａ （機械）
単位数	2
担当教員	後藤龍彦
教員室番号	Ｋ-304
連絡先(Tel)	0143-46-5650
連絡先(E-mail)	goto@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー	火曜日　16時から17時
授業のねらい	物体を「質点」で代表させ、その運動を調べることを通じて、物理現象に対する概念を理解し、さらに物理的 に物事を捉えていく方法を学ぶ。 実際の物体と同様に広がりを持つ状態を「質点系」という概念から考察し、その運動を表す諸概念について 学ぶ。
到達度目標	1.　運動の記述に必要なベクトルを使って種々の物理量を表すことができる。 2.　質点の位置、速度、加速度を微積分を用いて互いに導くことができる。 3.　質量と重量の概念が分かる。 4.　物体に加わっている力を図示できる。 5.　力と運動の基本的関係が理解できる。 6.　仕事とエネルギーの概念（定義と考え方）が分かる。 7.　質点と質点系の運動の類似点と相違点が分かる。 8.　慣性モーメントの計算ができ、剛体運動が理解できる。
授業計画	第1週　　シラバスの説明（授業の進め方、成績評価等）、物理量と単位 第2週　　座標系、スカラーとベクトル 第3週　　物質の性質を表現する量、微分・積分の考え方 第4週　　質点のモデル、力と力の釣り合い 第5週　　運動の法則 第6週　　運動方程式（一定の大きさの力、抵抗力） 第7週　　運動方程式（単振動、等速円運動） 第8週　　仕事、運動エネルギー、力学的エネルギー 第9週　　エネルギー保存則と運動 第10週　運動量と角運動量 第11週　質点系の運動量と角運動量の保存則 第12週　重心、2体系と換算質量、衝突 第13週　ケプラーの法則、万有引力 第14週　剛体の静力学 第15週　剛体の動力学
教科書及び教材	加藤　潔「物理学講義（改訂版）」培風館 必要に応じてプリントを配布する。
参考書
成績評価方法	100点満点で定期試験80点、授業中に実施する小テスト20点の割合で評価し、合計60点以上を合格とする。
履修上の注意	小テストの提出率70％以上が望ましい。
教員メッセージ	物理学は科学、工学の基礎です。教科書を繰り返し読み、内容を理解することを進めます。
学習・教育目標との対応
関連科目	物理学Ｂ、物理学Ｃ、物理学実験
備考