開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 応用化学科 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 分析化学 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 上道芳夫 |
教員室番号 | U101 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5724 |
連絡先(E-mail) | uemichi@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜日 9:30〜10:30 |
授業のねらい | 物質(試料)を構成している成分を定性・定量化する分析化学は、化学全般の基礎を成す学問領域の一つである。この講義では、溶液内平衡を理解し様々な化学分析法への応用について学習する。さらに、代表的な機器分析法の原理を理解し分析装置に関する基礎知識を習得する。 |
到達度目標 |
1. 溶液内での化学平衡を理解する。 2. 中和滴定、キレート滴定、沈殿滴定、酸化還元滴定の原理を理解し定量的取扱いができる。 3. 光を利用する分析法の原理を理解する。 4. クロマトグラフィーの原理を理解する。 |
授業計画 |
第1週 分析化学とは、分析データの取り扱い(第1章) 第2週 溶液内化学平衡の理論(第3章 3-1) 第3週 酸塩基平衡(第3章 3-3) 第4週 酸塩基平衡(第3章 3-3) 第5週 錯生成平衡、沈殿平衡(第3章 3-4、3-5) 第6週 容量分析−酸塩基滴定(第5章 5-4) 第7週 容量分析−酸塩基滴定(第5章 5-4) 第8週 容量分析−沈殿滴定、酸化還元滴定(第5章 5-5,5-6) 第9週 容量分析−キレート滴定(第5章 5-7) 第10週 溶液平衡の演習 第11週 溶媒抽出(第6章) 第12週 吸光光度法(第9章 9-1,9-2) 第13週 原子吸光分析、発光分光分析(第9章 9-3,9-4) 第14週 クロマトグラフィー(第10章) 第15週 まとめ |
教科書及び教材 | 黒田六郎・杉谷嘉則・渋川雅美共著 「分析化学(改訂版)」 裳華房 |
参考書 |
「定量分析化学」 培風館 「分析化学反応の基礎(演習と実験)」 培風館 「分析化学」 三共出版 「入門機器分析化学」 三共出版 |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする。その成績は、定期試験70%、演習30%で評価する。 |
履修上の注意 | 不合格者には原則一度だけ再試験を実施し,60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。 再履修希望者は1回目の授業に必ず出席して、再履修の可否を確認すること。再履修は座席に余裕がある場合、3年生を優先し、次いで4年生、他学科の順とする。 |
教員メッセージ | |
学習・教育目標との対応 | 応用化学科の教育目標、B‐1(専門的知識-化学)の達成に寄与する。 |
関連科目 | 分析化学実験、物理化学実験、環境化学、物理化学など |
備考 |