開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 材料物性工学科 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 演習 |
授業科目名 | 力学演習 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 駒崎慎一、松元和幸、河内邦夫、本藤克啓 |
教員室番号 |
駒崎慎一 K-704 松元和幸 N-253 河内邦夫 K-507 本藤克啓 K-708 |
連絡先(Tel) |
駒崎慎一 0143-46-5668 松元和幸 0143-46-5638 河内邦夫 0143-46-5640 本藤克啓 0143-46-5632 |
連絡先(E-mail) |
駒崎慎一 komazaki@mmm.muroran-it.ac.jp 松元和幸 matumoto@mmm.muroran-it.ac.jp 河内邦夫 kkawa@mmm.muroran-it.ac.jp 本藤克啓 khondou@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
駒崎慎一:火曜日10:30〜12:00 松元和幸:月曜日15:00〜17:00 河内邦夫:水曜日08:30〜11:30 本藤克啓:月〜金11:55〜12:55 |
授業のねらい | 物理学の重要な基礎学問である力学を真に理解するために、必要となる基礎数学の意味を把握し、それが力学上の諸概念とどのように関連するのかについて明らかにする。力学の諸問題を解くことにより、理工学分野における数学の適用方法について体得する。 |
到達度目標 |
1.数学の基礎的な関数を理解し、使用することができる。 2.質点の位置の表し方とベクトル演算ができる。 3.力学現象と微分方程式、積分、勾配(grad)等の関連を理解できる。 4.簡単な系の座標変換ができる。 5.角運動量の概念を把握し、ベクトル積の演算ができる。 |
授業計画 |
1. ガイダンスおよび学力確認テスト 2. 質点の位置の表し方とベクトル 3. ベクトル演算(ベクトルの和、スカラー積、ベクトル積) 4. 微分 5. 積分 6. 運動方程式と常微分方程式(1) 7. 運動方程式と常微分方程式(2) 8. 中間テスト 9. 単振動と常微分方程式 10. 仕事と運動エネルギー:定区間の線積分 11. 保存力とポテンシャル:勾配(grad) 12. 簡単な系の座標変換(デカルト座標、円柱座標、極座標) 13. 平面運動の極座標表示 14. 角運動量とベクトル積 15. 中間テスト |
教科書及び教材 | プリントを配布して、それに沿って演習を行う。 |
参考書 |
「物理学演習問題」, 室蘭工業大学物理学研究室編 「専門教育を学ぶためのミニマム」, 室蘭工業大学物理学研究室編 和達三樹著「物理入門コース10(物理のための数学)」岩波書店 |
成績評価方法 |
60点以上を合格とする。 原則として、レポート内容50%およびテスト(小テスト含)50%の割合で評価する。 |
履修上の注意 |
1) 70%以上の出席が必要(未満の場合は、非履修とみなす)。 2) 原則として小テストを毎回行うので、十分復習をしておくこと。 3) 小テストははじめの15分程度の間に行うので、遅刻しないこと。 4) 原則としてレポートを毎回課すので、他人のを写すことなく自力で行うこと。 5) 講義中の質問は大歓迎。オフィスアワーでの質問も適宜受け付ける。 6) 授業の変更や緊急時の連絡は、授業中または掲示板で通知する。 7) 不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ | 上述したように、小テストは講義のはじめの15分程度を使って行うので、必ず講義の開始前には席に着いていること。 |
学習・教育目標との対応 | この授業の単位修得は、JABEE基準1の(1)の(c)と(g)、学科の学習・教育目標の(C)と(G)に、それぞれ対応している。 |
関連科目 | 関連科目は、1年次開講の物理学Aと2年次開講の固体の力学である。 |
備考 |