開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 材料物性工学科
対象学年 1
必修・選択 必修
授業方法 講義
授業科目名 物理学A (材物)
単位数 2
担当教員 桃野直樹
教員室番号 N353
連絡先(Tel) 0143-46-5656
連絡先(E-mail) mom@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 金 16:00 〜 19:00
授業のねらい 重さを持つ1点(質点)で物体を代表させ、質点の位置、速度、加速度といった運動の概念をベクトルで表し、把握する。運動の原因は力であることを運動の基本法則として捕らえ、これから導かれる仕事とエネルギーの関係およびエネルギー保存則を理解する。一般の物体を多数の質点の集まり(質点系)と考え、質点系に対して成り立つ作用反作用の法則とこれから導かれる重要事項を学ぶ。さらに、質点系のなかでも2点間の距離が不変なもの(剛体)に関する運動方程式を理解する。
到達度目標 (1)運動の記述に必要なベクトルや微分積分の基本的な公式を理解する。
(2)質点に働く力と運動の基本法則を理解し、代表的な問題を解くことができる。
(3)仕事とエネルギーの概念を把握し、代表的な問題を解くことができる。
(4)質点系および剛体とその運動を理解し、代表的な問題に適用して考察することができる。
授業計画 ○ベクトルについて
○質点とその位置、変位について
○速度、加速度について
○力と慣性について
○放物運動について
○単振動、単振り子について
○仕事と運動エネルギー、束縛運動について
○保存力とポテンシャル、位置のエネルギーについて
○万有引力と惑星の運動について
○2体問題、重心とその運動について
○運動量と角運動量、運動量保存則と衝突について
○重心運動と相対運動、質点糸の角運動量について
○剛体とそのつり合いについて
○固定軸のまわりの剛体の運動について
教科書及び教材 小出昭一郎著「物理学(三訂版)」裳華房 定価(2,310円)
必要に応じてプリントを配布する。
参考書 室蘭工業大学物理学研究室編
 「物理学演習問題」
 「専門教育を学ぶためのミニマム」  
成績評価方法 定期試験を80%、小テストとレポートを20%として評価する。100点満点中60点以上を合格とする。不合格者には一度だけ再試験を実施する。
履修上の注意 小テストや課題レポートを数回課す予定である。
教員メッセージ 物理学は科学・工学の基礎をなすもので、その内容を把握することは簡単ではありません。本質を理解するためには,教科書やテキストを繰り返し良く読み,物理学の表現の仕方および考えを学び,1つ1つの事柄を自分で考え,反復して努力する以外の方法はありません。一度勉強して理解できなくても,繰り返し教科書等を読み,物理学の表現方法や考え方に慣れてください。
学習・教育目標との対応 この授業の単位修得は、応用物理コースではJABEE基準(c)、(d)-(1a)に対応し、コースの学習・教育目標の(D):理工学基礎、に対応する。 材料工学コースではJABEE基準(d)に対応し、コースの学習・教育目標の(C):工学基礎、に対応する。
関連科目 現在の関連科目は1学年前期開講の基礎数学、力学演習、および基礎理科Aである。今後の関連科目は1学年後期開講の物理学B、物理学実験、2学年前期の振動・波動論、材料科学Aである。
備考