開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 電気電子工学科
対象学年 4
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 電気通信関係法規
単位数 1
担当教員 長谷川弘治
教員室番号
連絡先(Tel)
連絡先(E-mail) ja8kxv@ybb.ne.jp
オフィスアワー
授業のねらい  電気通信は社会基盤の一つであり、これを秩序だったものとして支える法令について、電波の利用規律と電気通信事業の規律を中心に概説する。
 電波の利用社会において、その円滑化と秩序を維持するための根幹となる電波法の概要について理解するとともに、関係する行政組織、国際条約について学ぶ。又、我が国の電気通信事業の現状に触れ、今日益々多様化が進む情報ネットワーク社会を構築するための根幹となる電気通信事業法の概要についても概説する。
到達度目標 1. 電気通信の規律について、体系・方法を理解する。(20%)
2. 電気通信関連法令、とりわけ電波法と電気通信事業法の目的およびその背景を理解する(70%)
3. 法令に関連する用語を理解する。(10%)
授業計画 (1) 情報通信の規律
 1) 総務省の組織と業務
 2) 電波の利用と監理の概要
 3) 国際電気通信連合( ITU)の概要
(2) 電気通信事業法
 1) 電気通信事業の現状
2) 電気通信事業法の概要
(3) 電波法
 1) 電波法の概要
 2) 無線局の免許制度
 3) 無線従事者規則
4) 無線局の運用
5) 無線設備
6) 監督
教科書及び教材 必要な教材は、適宜プリントとして配布する。
参考書  
成績評価方法 レポート(40点満点)と試験(60点満点)の合計で評価する。100点満点で60点以上を合格とする。
3つの到達度目標の達成度は、いずれも、レポート課題と試験の論述内容で評価する。
履修上の注意 不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
学習・教育目標との対応 この授業の単位修得は、当学科の学習・教育目標のH.「電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する」に付随的関与している。
関連科目 技術者倫理、学外実習、電気法規・施設管理
備考