開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 電気電子工学科
対象学年 4
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 情報理論
単位数 2
担当教員 長谷川弘治
教員室番号 Y403
連絡先(Tel) 5528
連絡先(E-mail)
オフィスアワー 火曜日9時限,木曜日昼休み,5,6時限
授業のねらい シャノンの情報理論を学ぶ。
到達度目標 以下の項目が、具体的な例を示しながら説明できる。
1.通信システムのモデル(情報源のモデルを含む)(20%)
2.情報量(離散、連続)(30%)
3.情報源符号化(25%)
4.通信路符号化(25%)

授業計画 1週 シラバスの説明,概要,確率,自己情報量,平均情報量
2週 平均情報量の性質(pp.13-21)
3週 種々のエントロピー(pp.21-28)
4週 情報源のモデル( pp.29-41)
5週 正規マルコフ情報源,情報源符号化(pp.43-62)
6週 クラフトの不等式,情報源符号化定理(pp.63-70)
7週 シャノン・ファノ符号,ハフマン符号(pp.74-80)
8週 中間試験
9週  試験の返却と解答,相互情報量(pp.82-89)
10週 通信路容量
11週 通信路符号化
12週 連続的信号のエントロピー
13週 連続的信号の通信路容量,離散信号の誤り検出法
14週 線形符号
15週 巡回符号
教科書及び教材 平田廣則著「情報理論のエッセンス」昭晃堂 2,700円(税別)
参考書 中川聖一著「情報理論の基礎と応用」電子工学・技術科学シリーズ 3、近代科学社(1992年) 2,900円(税込み)
今井秀樹著「情報理論」昭晃堂(1984年) 2,900円(税別)  
成績評価方法 中間試験(40%)と定期試験(60%)で評価し、100点満点中60点を合格とする。再試験は行わない.
達成度目標は、項目1は、中間試験において、説明問題ならびに計算問題を出題し、達成度を評価する。項目2は、中間試験ならびに定期試験において、説明問題あるいは計算問題を出題し、達成度を評価する。項目3,4は、定期試験において、計算問題を出題し、達成度を評価する。
履修上の注意 不合格者は、再履修となる。 授業計画に変更がある場合には,講義中に連絡する。
教員メッセージ
学習・教育目標との対応 学科学習目標の
(B):電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する
に付随的に関与する。
関連科目 基礎電子回路、電子回路I,電子回路II,通信工学、通信網工学
備考