開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 電気電子工学科
対象学年 1
必修・選択 必修
授業方法 講義(第1,2週)
実習(第3〜15週)
授業科目名 フレッシュマンセミナー
単位数 1
担当教員 佐藤孝紀、中根英章
教員室番号 佐藤:F309-1
中根:F305
連絡先(Tel) 佐藤:0143-46-5506
中根:0143-46-5548
連絡先(E-mail) 佐藤:ksatoh@mmm.muroran-it.ac.jp
中根:nakane@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 佐藤:火曜日:11:30〜12:30、金曜日:12:10〜12:45
※都合により変更となる場合は教員室ドアの掲示板に表示します。

中根:火曜日:16:00〜18:00 

電気電子工学科掲示板のオフィスアワー一覧、または、
http://www.elec.muroran-it.ac.jp/officehour.php
も参照してください。
授業のねらい 1.高校と大学における学習の違いについて理解する。
2.実習をとおして電気電子工学を学ぶ目的・意義を理解するとともに、実験器具の取り扱い方を取得する。
3.グループで協力・議論しながら、問題を解決する方法を習得する。
4.電気電子工学分野の技術が社会や環境に与えることを認識する。
到達度目標 1.電気電子工学に関わる物理則、実験器具の取り扱い方を習得している(知識力 40%)
2.実習で得た知見を論理的に整理し、説明する能力を修得している。(応用力 40%)
3.他者と議論・協力して目標を達成する能力を修得している。(コミュニケーション力 20%)
授業計画 第1週 ガイダンス1(授業のスケジュール、電気電子工学概要)
第2週 ガイダンス2(電気電子工学の概要および電気電子技術と社会・環境との関わり)

第3週〜12週 1クラスを2グループに分け、以下の実習A、Bをそれぞれ5週ずつ行う。

[実習A(中根)]
3人1組になって実験キットを使い、簡単でかつ面白いアナログ回路とディジタル回路を組み立てる。自分達で組み立てた24種類の回路について、その働きや利用法などを議論する。

[実習B(佐藤)]
5班に分けて、次の5テーマの実験を行う。各実験終了後、結果をまとめ報告する。
1)オシロスコープ操作の習得と交流電圧波形観測
2)直流モータの作製と発電機の原理
3)抵抗回路の製作と電圧計測
4)電子の比電荷e/mの測定
5)コイルによる電磁誘導現象の観測

第13〜15週 発想演習
与えられた課題について、数名のグループ毎に解決方法を検討し、設計・試作する。最後に結果をまとめ報告する。なお、課題は12週目の授業のときに配布する。
教科書及び教材 実験テキストはガイダンスの時に配布する。
必要な資料を授業中に適宜配布する。
参考書  
成績評価方法 実習A、実習B、発想演習の成績を総合し、60点以上を合格とする。点数の内訳は、実習A:35点、実習B:35点、発想演習:30点である。ガイダンスでは講義時間内にショートレポートを課す。
原則として、すべての授業に出席し、課されたレポートをすべて提出している学生を採点対象者とする。不合格者は再履修となる。

各到達度目標の評価方法は,次のように行う.
目標1〜3 実習報告書の内容により評価する.
履修上の注意
教員メッセージ この授業で対象とするのは、電気電子工学に関係する基本的で興味を増すような実習ですので、きちんと予習と復習を行えば、全員が十分に理解できます。教員とティーチングアシスタントが実習をサポートするので、疑問点はどんどん質問しましょう。
学習・教育目標との対応 「電気電子工学科の学習目標」との関連(◎:密接に関与、○:付随的に関与)
 A.自然現象を理解するための基礎となる数学・物理学の知識を習得する
 B.電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する
 C.習得した知識を種々の問題に適用し、その結果を検討・評価する能力を修得する
 D.与えられた問題を解決するための実験を計画・遂行する能力を修得する
○E.自分の意見を論理的に整理し、他者に説明する能力を修得する
◎F.他者と議論・協力して目標を達成する能力を修得する
 G.物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する
 H.電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する
関連科目 今後の関連科目は、物理学実験、電気電子工学実験AおよびB、卒業基礎実験、卒業研究である。
備考