開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 情報工学科2年
対象学年 2
必修・選択 必修
授業方法 講義演習
授業科目名 データ構造とアルゴリズム
単位数 2
担当教員 塩谷浩之
教員室番号 V605
連絡先(Tel) 内線5436
連絡先(E-mail) shioya(at mark)csse.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 水曜11:00-12:00 (期間中に変更する場合がある)
授業のねらい 情報工学・科学に入門するための基本的なアルゴリズムとデータ構造について紹介し,アルゴリズムの基本設計,データ構造の設定などについての基本的な知識と運用方式を学ぶことをねらいとしている.
到達度目標 プログラム言語に依存しない一般的概念としてアルゴリズムを理解し,講義で扱う基本的なアルゴリズムについて,その計算量や設計などを 理解し応用できる.特徴的なデータ構造について理解し,運用方法を身に付ける.
授業計画 1.ガイダンス,データ構造とアルゴリズム入門 1.1
2.アルゴリズムの基礎概念,計算量 1.2, 1.3
3.基本的なデータ構造:スタック・キュー 2.1,2.2
4.基本的なデータ構造:リスト 2.3
5.単純な整列手法 選択法・挿入法・バブルソート 3.1,
6.単純な整列手法の解析 3.2
7.高速な整列手法1 3.3
8.高速な整列手法2 3.3
9.集合と探索,逐次探索法 4.1, 4.2
10.集合と探索,2分探索法1, 4.3
11.集合と探索,2分探索法2, 4.3
12.文字パターン照合, 5.1
13.グラフと表現, 6.1
14.データ構造とアルゴリズム総論・演習
15..定期試験
教科書及び教材 教科書:「あるごりずむ」広瀬貞樹著,近代科学社 
(必ず用意すること)
参考書 アルゴリズム 第1巻,第2巻,R.セジウィック著 (野下他共訳) 近代科学社  
「Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造」近藤嘉雪著 ソフトバンクパブリッシング 
 
成績評価方法 試験にて評価する.100点満点で60点以上を合格とする.60点未満を不合格とする.
定期試験を受験した学生で,不合格となった学生に対してのみ,再試験を実施する。
履修上の注意 離散数学,Cプログラミングを習得していることが望ましい.
教員メッセージ 離散数学,演習Bの資料・教科書・参考書も参考になりますので,予習復習のときは,それらを活用してください.
学習・教育目標との対応 この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している.
[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける。
関連科目 離散数学,情報工学演習Bを修得していること.
この科目の内容は,後期に実施される
ファイルとデータベースなどの科目につながる.
備考 枠組みと概念を理解することを目標に勉強してください.