開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 建設システム工学科(建築コース)
対象学年 3
必修・選択 選択
授業方法 講義および演習
授業科目名 建築材料実験
単位数 1
担当教員 濱 幸雄
教員室番号 D213(濱)
連絡先(Tel) 0143-46-5211(濱)
連絡先(E-mail) hama@mmm.muroran-it.ac.jp(濱)
オフィスアワー 水曜日 12:00〜12:30
木曜日 12:00〜12:30
授業のねらい 基本的な建築材料であるコンクリート、鋼材を対象とした実験演習を行い、実験の原理、操作およびデータの処理方法について学ぶ。また、現場見学および既存建築物の調査を行い、実構造物での各種建築材料の使われ方についても理解を深める。
到達度目標 1.各種建築材料の性質および施工方法を理解する。
2.建築材料を対象とした各種実験の原理、方法を理解する。
3.実験結果および調査結果の整理の方法を理解するとともに、報告能力を高める。
4.実験および現場見学を通して、安全に対する意識を高める。
授業計画 1週目 ガイダンス
課題1a 私の好きな建築材料の使われ方(課題説明)
課題2a 建築材料の劣化(課題説明)
2週目 課題3 骨材試験1(密度・吸水率試験)
3週目 課題1bおよび課題2b(文献調査・フィールド調査)
4週目 課題4 骨材試験2(ふるい分け試験)
5週目 課題5 コンクリートの調合設計
課題6a モルタルコンテスト(課題説明)
6週目 課題7 コンクリートの作製
7週目 課題6b モルタルコンテスト(試験体作製)
8週目 課題1c 私の好きな建築材料の使われ方(発表)
9週目 課題8 コンクリートの非破壊試験
10週目 課題9 硬化コンクリートの試験
11週目 課題6c モルタルコンテスト(試験)
12週目 課題10 良いコンクリート・悪いコンクリート(ビデオ)
13週目 課題11 鉄筋試験
14週目 課題12 現場見学
15週目 課題2c 建築材料の劣化(発表)・総括
教科書及び教材 日本建築学会、「建築材料実験用教材」、丸善、定価(1900円+税) 
その他必要な資料は適宜配布する。
参考書  
成績評価方法 実験・課題に対する取り組みの積極性(20%)、プレゼンテーション(20%)、レポートの内容(60%)により評価し、100点満点中60点以上を合格とする。
履修上の注意 1)8割以上の出席を単位取得の条件とする。
2)実験時および現場見学時には、スリッパ、サンダル履きは厳禁。作業しやすく、汚れても良い服装をしてくること。また、安全には十分注意すること。
3)電卓、ノート、筆記用具を必ず持参すること。
教員メッセージ
学習・教育目標との対応 この科目の単位修得は、JABEE基準1(1)の(c)数学、自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力、(d)-2 建築にかかわる特定領域の高度な専門的知識・能力、(f)日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討論等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力、(g)自主的、継続的に学習できる能力、(h)与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力、に対応している。また、学科の学習・教育目標の(C)未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し、将来にわたって豊かな能力を身につける、(F)実験や実習を重視した教育により、建築の環境・生産に関する基礎的知識と応用力を修得する、(H)積雪寒冷地に適した建築を設計・施工する能力を身につける、に対応している。
関連科目 この科目の履修にあたっては、2学年前期開講の建築材料T、2学年後期開講の建築材料Uを履修しておくことが望ましい。今後の関連科目は、3学年後期開講の建築施工である。
備考