開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 数理システム工学専攻
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 情報数理工学特論
単位数 2
担当教員 施 建明、塩谷浩之
教員室番号 V605(塩谷浩之)、V514(施 建明)
連絡先(Tel) 内線: 5436 (塩谷浩之),  5423(施 建明)
外線は 0143-46-○○○○ (下4桁は上記の番号)
連絡先(E-mail) shioya@csse.muroran-it.ac.jp (塩谷浩之)、
shi@mmm.muroran-it.ac.jp (施 建明)
オフィスアワー
授業のねらい 情報数理は,情報工学,情報科学の理論基礎として重要な分野で,
情報関連分野に理論的根拠を与えている.特に最近のデータマイニング,
最適化とその応用,ニューロコンピューティングなどで理論的発展を遂げ,
人工知能システム,金融工学など,確かな研究成果を重ねてきた.
本講では,情報数理における基礎から理解を深め,その成果について触れる.
到達度目標 本授業においては,以下を目標にしている.
情報数理の基礎的理論を,その概念から理解する.
具体的問題を通じて,情報数理の理解を深める.

授業計画 1.最適化理論基礎1(凸集合)
2.最適化理論基礎2(凸関数)
3.凸最適化問題
4.双対性理論
5.最適化手法(無制約)(1)
6.最適化手法(無制約)(2)
7.最適化手法(等式制約)
8.情報科学基礎(集合と関係)
9.確率変数と分布
10.確率測度と確率空間
11.情報量とエントロピ
12.情報の圧縮
13.情報源の符号化
14.推定と学習
15.情報数理工学総論
教科書及び教材 [1] S. Boyd and L. Vandenberghe, Convex Optimization,
Cambridge University Press (2004).
This textbook is freely downloadable
{http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/~shi/ase.htm}
[2] T.M. Cover, J.A.Thomas, Elements of Information Theory, John Wiley & Sons (1991).
参考書 線形代数,解析,情報数学,システム最適化の講義などで利用したテキスト等がよい.
 
成績評価方法 定期試験
履修上の注意 システム最適化,線形代数,確率論の基礎知識を持っていることが望ましい。
教員メッセージ
学習・教育目標との対応 この授業科目は情報工学専攻の学習・教育目標の全ての項目に対応している。
関連科目 システム最適化,線形代数,情報数学
備考