開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 公共システム工学専攻
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 環境工学特論
単位数 2
担当教員 吉田 豊
教員室番号 H-304
連絡先(Tel) 0143-46-5766
連絡先(E-mail) gityoshi@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 水、金曜日 13:00〜15:00
授業のねらい 工学全般における環境に関する問題点の把握、環境計測技術について原理や方法及び環境再生への基本的事項に関する説明、ならびに最近の動向や実用例の得失などについて講義及び意見交換を行う。
到達度目標 この講義では次の項目に着目する。
1)生活空間ならびに作業空間などにおける環境問題に関係する諸要因などの把握。
2)生活、労働環境における大気汚染や水質汚濁など。
3)環境計測方法の原理、感度、精度などと通信や集中監視システム。
4)リサイクル関係における環境保全。
5)各自の研究テーマの目的と環境問題。
授業計画 講義は主に用意した資料を使用し板書形式を併用する。
第1〜3週
 講義の概要及び工業における物理的、化学的諸現象を例に関係する環境問題などについて説明する。
第4〜9週
 大気汚染や水質汚濁などの環境汚染について、生活、作業環境における環境基準に対する測定項目や計測方法などについて説明する。
第10〜12週
 産業廃棄物処理などリサイクルを中心に環境保全・再生に関する問題とその解決法に対する現状評価。
第13〜15週
環境問題に関する現状や要望などについて意見交換する。
教科書及び教材 講義に関する資料などは適宜配布する。
参考書 ・大山正「大気と水の化学概論」コロナ社(附属図書館蔵)
・早川宗八郎「粉体物性測定法」朝倉書店(附属図書館蔵)
・計量管理協会光「計測のニーズとシーズ」コロナ社(附属図書館蔵)
・大西義英「計測工学」理工新社(附属図書館蔵)
・西山卯三他「現代環境工学概論」オーム社(附属図書館蔵)  
成績評価方法 レポート、口頭発表、を総合して評価する。
履修上の注意 自分の考えを説明するための準備を充分行って欲しい。
教員メッセージ 地球温暖化を中心に環境問題は数多く存在する。
身近な問題から地球規模の問題まで得られた化学工学的知識を基に共に考えたい。
学習・教育目標との対応 この科目の単位習得は、種々の課題に対して問題点を分析し最適な解決策を見出す能力の習得(分析・解決能力)に対応する。さらに公共政策的見地からの科学技術にかかわる諸施策を立案する能力の習得(公共政策の立案能力)に対応している。
専攻の教育目標の達成に寄与する。 
関連科目 環境化学基礎、環境衛生工学特論、環境化学特論、
備考