開講学期 | 2008年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 航空宇宙システム工学専攻 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 授業 |
授業科目名 | ジェット推進工学特論 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 湊 亮二郎 |
教員室番号 | B222-2 |
連絡先(Tel) | 内線(5378) |
連絡先(E-mail) | r-minato@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 水曜10:00~12:00 |
授業のねらい | 空気吸込み式エンジン(ターボジェット、ラムジェット等)を構成する、機器、要素の特徴を把握・分析し、それをシステムに構築できる設計能力を養うことを目標とする |
到達度目標 |
1. ジェットエンジン・ガスタービン機関の基本的なサイクルを理解し、サイクル計算ができるようになる。その知識を踏まえて、次世代の極超音速エンジンの原理を理解できるようになる。 2. ジェットエンジンの要素技術(超音速ファン、タービン、燃焼器、アフターバーナー等)の原理や設計方法について理解する。 |
授業計画 |
授業計画 第1回 ガスタービンエンジンサイクル 第2回 圧縮機・タービンパワーバランス、燃焼器エンタルピーバランス 第3回 圧縮ファン設計法 第4回 タービン設計法 第5回 構造強度 第6回 軸振動と軸受潤滑 第7回 主燃焼器とアフターバーナー及び冷却技術 第8回 次世代極超音速機用空気吸込み式エンジン(ATREX、スクラムジェットエンジン) |
教科書及び教材 | 特になし、参考書の欄を参照 |
参考書 |
参考書・参考資料等 1. 谷田好通 長島利夫“ガスタービンエンジン”養賢堂 2. ステーチキン著 浜島操訳“ジェットエンジン理論” 3. Mattingly, J.D. et al. ”Aircraft Engine Design 2nd Edition” AIAA Educational Series 4. Oates. G.C., “Aerothermodynamics of Gas Turbine and Rocket Propulsion 3rd edition” AIAA Educational Series 5. Oates. G.C., “Aerothermodynamics of Aircraft Engine Components” AIAA Educational Series 6. Heiser, W. H. and Pratt, D.T., “Hypersonic Airbreathing Propulsion” AIAA Educational Series |
成績評価方法 | 数回レポートを提出し、評価する。60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | 出席率80%以上のこと。やむ得ない事情がある場合は、事前に連絡ください。 |
教員メッセージ | ジェットエンジンは、人類が作り出した技術の中でも、最もシステマチックに統合された技術の一つです。大変奥が深いので、一生懸命勉強しましょう。 |
学習・教育目標との対応 |
航空宇宙システム工学専攻の学習・教育目標のうち 1. システムを構成する基礎となるキーテクノロジーを分析・評価できる能力の修得。 2. 各要素技術をシステムに構築し、システムとして評価できる能力の修得。 に対応している。 |
関連科目 |
高速空気力学特論A, B、燃焼工学特論A、高温材料工学特論Aを履修していることが望ましい。 本講義は、極超音速推進工学特論を履修する上で基礎になる。 |
備考 | 特になし |