開講学期 | 2008年度 後期 |
授業区分 | 集中講義 |
対象学科 | 航空宇宙システム工学専攻 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | |
授業科目名 | 有人宇宙輸送システム特論 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 舞田政孝 |
教員室番号 | |
連絡先(Tel) |
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 研究開発本部 0422-40-3197 |
連絡先(E-mail) | maita.masataka@jaxa.jp |
オフィスアワー | |
授業のねらい | システムの中核となる極超音速技術の到達度・評価(Technology Readiness) についての現状を把握し、特に重要な高速推進システムの性能評価、技術課題等をレビューする。全体システム最適化に向けた設計の考え方、代表的な設計例、各国の研究開発の状況等を学ぶ。 |
到達度目標 | エアブリージングエンジン等先進高速推進エンジンにより加速される地球低軌道間の有人宇宙輸送システムならびに大気圏での超高速輸送システム(極超音速機)を主な対象としてシステムの基本的な設計の考え方を学ぶ。具体的には、(1)適合するエアブリージング推進、ロケットエンジンとの複合推進システムの選定/評価、(2)耐熱構造材料評価、(3)機体形状等を全体のシステム性能最適化に向けたMDO(Multidisciplinary Design Optimization) 設計の基本的な考え方等について学ぶ。これにより、先端的な航空宇宙機に懸かる基礎的な設計の素養を身につけることを目標とする。 |
授業計画 |
第1週:極超音速技術の特徴と技術評価 第2週:高速推進システム(極超音速エアブリージング推進、ロケットとの複合推進等)性能 第3週:極超音速機/有人宇宙輸送システムの特徴、設計の要件 第4週:システム最適設計の基本的考え方 第5週:代表的なシステム設計例 第6週:各国の研究開発の状況 第7週:今後の課題と展望 第8週:まとめ |
教科書及び教材 | 授業時に資料を配付する。 |
参考書 | 日本航空宇宙学会編 第3版航空宇宙工学便覧(C3〜C4) 丸善出版 |
成績評価方法 | 成績評価は、レポートおよびプレゼンテーションによって行い、100点満点中60点以上を合格とします。 |
履修上の注意 | |
教員メッセージ | |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | |
備考 |