開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 応用化学専攻
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義と演習
授業科目名 環境工学特論
単位数 1
担当教員 空閑良壽
教員室番号 H308
連絡先(Tel) 5765
連絡先(E-mail) kuga@mmm.muroran-it.ac.jp,連絡の際はまず,居室を訪ねること。
オフィスアワー 月,水,15:00〜17:00
上記以外でも,対応しますので気軽にH308まで訪ねてください。
授業のねらい 化学工学,統計的なデータ処理法の基礎の再認識にくわえて,主に微粒子工学やナノテクノロジーの観点から環境とリサイクルについて考える。
到達度目標 下記の事項の概念を理解し,応用できる力を身につける。
1)化学工学の基礎概念の再確認
2)粒子径分布の概念
3)誤差解析と統計的応用
4)微粒子,ナノ物質の環境と生体への影響
5)化学工学と微粒子工学におけるリサイクルの考え方
授業計画 第1週〜第4週
1) 単位と次元
2) 気体の状態方程式
3) 蒸気の取り扱い
4) 物質収支
第5週〜第7週
5) 微粒子のサイズ・形状を例として,その分布表現について理解する。
第8週〜第10週
6) 実験データの処理法,誤差の取り扱いについて統計的手法を用いた理解を深める。
第11〜13週
7)微粒子,ナノ物質の環境と生体への影響について学び,理解する。
第14〜15週
8)化学工学と微粒子工学におけるリサイクルの考え方を学び,理解する。
教科書及び教材 1)奥山喜久夫、増田弘昭、諸岡成治 「微粒子工学」オーム社 [附属図書館蔵]
2) John R. Taylor 著,林・馬場 訳 「計測における誤差解析入門」 東京化学同人 [附属図書館蔵]
3)阿多誠文ら,「ナノテクノロジーの社会受容」 エヌ・ティー・エス
参考書 1)浅野康一著「新訂版 化学プロセス計算」共立出版
2) William C. Hinds“Aerosol Technology 2nd Ed.”John Willey & Son Co. Ltd.[附属図書館蔵]
 
成績評価方法 授業での発表内容(40%),レポート(30%),小テスト(30%)により評価する。 合計点は100点を満点とし,60点以上を合格とする。 
履修上の注意 出席が授業実施回数の2/3に満たない場合は、履修資格を失うので注意すること。
教員メッセージ 大学院で学びたいこと,学ぶべきことは何か?真剣に考えてみましょう。
学習・教育目標との対応 応用化学専攻の学習・教育目標との対応については,授業開始時に説明する。
関連科目 化学工学特論,拡散工学特論,応用計測論,粉粒体工学特論
備考