開講学期 | 2008年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 応用化学専攻1年 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義及び輪読 |
授業科目名 | 生体高分子学特論 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 岡本 洋 |
教員室番号 | Y305 |
連絡先(Tel) | 46-5740 |
連絡先(E-mail) | yoh@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜日7,8時限 木曜日1,2時限 |
授業のねらい | 未知のタンパク質や遺伝子など生体高分子化合物の構造と機能が、プロテオミクスやゲノミクスと呼ばれる新しい研究手法の発展に伴い急速に明らかにされている。この授業では,生体高分子の構造と機能の相関を理解し、新しい分析手法の基本原理と、得られた知識が創薬、環境などの分野で役立つことを学ぶ。 |
到達度目標 |
1. タンパク質及び遺伝子など生体高分子の構造と機能について基本概念と用語の意味を理解している。 2. 生体高分子相互作用に基づく機能発現と反応場としての細胞膜やオルガネラの役割を理解している。 3. これら構造機能解析手法の原理と実際を知り、未知のタンパク質の構造と機能への応用例を知る。 4. 生物科学の二次情報誌に掲載される総説の大要を読みとり、関連する文献調査(インターネット、図書館)を実施できる。 |
授業計画 |
第1週 講義と輪読の進め方を説明し、各人の学習テーマと題材(日本語又は英語の総説、テキスト)を選定する。 第2週 学習テーマと題材を理解するために必要な知識の確認と解説。 第3週 以降 輪読形式で全員が順番に読んで内容説明を行う。これに対し自由に質疑応答を行い、周辺知識の理解を深める。必要に応じ文献調査を行い、独自に実施できる様に指導する。次週以降、ひとつのテーマについて読み終わったら、次に読む論文または総説を相談して決め、このサイクルを繰り返す。 第15週 全体のまとめ |
教科書及び教材 | 輪読のために用意した総説、テキスト、原著論文の中から選定する。 |
参考書 |
基礎知識の確認のために 分子細胞生物学 第5版 (東京化学同人)付属図書館蔵書 細胞の分子生物学 第4版 (ニュートンプレス)付属図書館蔵書 ストライヤー「生化学」 (東京化学同人)付属図書館蔵書 ヴォート「生化学」上・下 (東京化学同人)付属図書館蔵書 用語の理解のために 生化学辞典 (東京化学同人)付属図書館蔵書 理化学辞典 (岩波書店)付属図書館蔵書 実験法の具体的内容を知るために 続および新生化学実験講座 (東京化学同人)付属図書館蔵書 Methods in Enzymology (Academic Press) 付属図書館蔵書 |
成績評価方法 | 輪読の発表内容(説明、配布資料の分かり易さと論理性)70%、質疑応答内容30%で評価し、60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | 無断欠席はしないでください。 |
教員メッセージ | 講義内容の質問に限らず,気軽に教員室を訪ねてください。 |
学習・教育目標との対応 | この科目は、応用化学科の教育目標、B−3(専門的知識-生物)の達成に寄与する。 |
関連科目 | 遺伝子工学特論、応用機器分析特論、生体分子解析学特論 |
備考 |