開講学期 2008年度 後期
授業区分 実習
対象学科 機械システム工学科
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 環境材料学特論
単位数 2
担当教員 世利修美
教員室番号 B310-4
連絡先(Tel) 0143-46-5365
連絡先(E-mail) seri@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 水曜日13:00〜15:00
授業のねらい 機械材料に関する基礎的及び応用的内容を復習し,本講では数理的な解析について講義する.内容は材料としてアルミニウム合金を取り上げます。材料劣化に起因する事故解明や合金開発におけるトピックを事例として、アルミニウム材料の使い方を基礎的に講義します.
到達度目標 材料劣化の解析ができる。耐食材料の研究開発ができる。
授業計画 (1)機械材料における基礎事項の復習 :2週
(2)物質変化における基礎事項の復習 :2週
(3)材料の機械的性質と化学的特性 :2週
(4)アルミニウム合金 :3週
 高力アルミニウム合金の強度
 耐食アルミニウム合金設計
(5)腐食現象の解析と防食技術 :3週
(6)材料劣化事故の解析:2週
教科書及び教材 世利修美:「金属材料の腐食と防食の基礎」、成山堂書店(2006)
その他必要な教材・資料は授業中に配布する.
参考書 1)ASM International「Netals Handbook 9th edition vol.13」(1987):付属図書館蔵
(2)Shreir「Corrosion I,II」Butterworth:付属図書館蔵
(3)S.Michael「Materials Science and Technology (vol.19 of series)」 WILEY-VCH (2000/5) 
成績評価方法 出席と毎回のレポートで評価する。
履修上の注意 70%以上出席していない者は受験資格を失うので注意すること.
教員メッセージ 環境問題から強く求められています。これからは「作る時代」から[使う時代」に移行します。材料の長寿命化と安全の知識はこれからの技術者にとって不可欠になるものと思われます。
学習・教育目標との対応 JABEEt対応は、機械分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力に関連する。
関連科目 共通科目の物理、数学、化学および機械材料学を履修しておくことが望ましい。
備考