開講学期 | 2008年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 材料物性工学専攻 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 放射線物理学 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 高野英明 |
教員室番号 |
D305-1(平成20年12月上旬まで) これ以降については授業で連絡する。 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5617 |
連絡先(E-mail) | takano@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜日16:00〜18:00 |
授業のねらい | 理工学や医学など種々の分野において広範に利用され,また,社会的関心の高い「放射線」についての正しい理解を持ち,その上で放射線の遮蔽及び防護やその応用についての知識を得ることを目的とする.。 |
到達度目標 |
1.「放射線」と「放射能」の用語を正しく用いることができる。 2.電離放射線の基本的性質を説明できる。 3.放射線学に関する簡単な計算ができる。 4.放射線防護に進んで参加できる。 5.正しい知識を持って放射線の利用ができる。 |
授業計画 |
1.放射線の物理的性質 @放射線の定義と分類 A原子の構造と放射性壊変 B放射性核種の壊変則と放射平衡 C放射線と放射能の単位 D放射線と物質との相互作用(a.励起と電離 b.重荷電粒子線の阻止能と飛程 c.電子の阻止能と飛程 d.光子と物質との相互作用) 2.放射線の生物学的効果 @放射線の生物学的作用 A放射線の身体的影響 B放射線の遺伝的影響 3.放射線の管理と防護 @国際放射線防護委員会勧告 A日本における放射線防護の法体系 4.放射線の遮蔽計算方法 @本学における放射性核種の利用例から 5.放射線の物性研究への応用 @EXAFS Aメスバウア効果 6.その他 @放射線画像について |
教科書及び教材 | 教科書は指定しないが,必要に応じプリントを配布する。 |
参考書 |
放射線概論(飯田博美編),通商産業研究社,4515円 放射線物理学演習(福田覚,前川昌之共著),東洋書店,2730円 |
成績評価方法 | レポートにより評価し,100点満点で60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | 初回にガイダンスを行うので,受講希望者は必ず出席すること。 |
教員メッセージ | 単位の数あわせの受講でなく,きちんとした履修計画のもので受講するようにしましょう。 |
学習・教育目標との対応 | なし |
関連科目 | 環境放射線計測学(沖野教員) |
備考 |