開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 情報工学専攻
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義(演習を含む)
授業科目名 感性情報学特論
単位数 2
担当教員 久保 洋、金木則明
教員室番号 V513(金木)、 V614(久保)
連絡先(Tel) 0143-46-5426(金木)、 0143-46-5411(久保)
連絡先(E-mail) kaneki@csse.muroran-it.ac.jp(金木)、 kubo@mmm.muroran-it.ac.jp(久保)
オフィスアワー 水曜日 11:00〜11:55(金木)、 木曜日 16:15〜17:45(久保)
授業のねらい この授業では、生体や心理などの感性の計測、およびその情報処理の基礎および応用について講述する。
特に、感性材料や感性感覚の計測や評価方法、ならびに心理学に基づく人間に認知などについても学習し、そのWebサービスなどへの応用についても考察する。
到達度目標 1. 感性材料や感性感覚の計測や評価に関する理解を深める。
2. 心理学にもとずく生体感覚の仕組みとその応用としての感性情報処理に関する理解を深める。  
3. 上記の嗜好を扱ったシステムへの応用についても 理解を深める。
授業計画 1週目:本講義の内容の相談と受講の注意事項
2週目:感性情報処理とは
3週目:感性評価データの収集
4週目:感性心理評価1
5週目:感性心理評価2
6週目:感性計測1
7週目:感性計測2
8週目:感性評価
9週目:脳を支配する前頭葉-脳の仕組み-
10週目:感覚と知覚
11週目:パターン認知と注意過程
12週目:記憶・学習と思考
13週目:言語の認知・理解
14週目:認知過程のモデル化と応用1
15週目: 認知過程のモデル化と応用2
前半7週(2−8週)を金木が、後半7週(9−15週)を久保が担当する。
教科書及び教材 必要な資料を配布して、授業時間中に解説する。
参考書 「心を計る」菱谷晋介他、八千代出版、など
その他必要な場合には掲示や授業中などに指示する。  
成績評価方法 2人の担当者が課題として与えたレポートの結果により成績をつける(提出するレポートは2通となり、各レポート50点)。提出期限までにレポートの提出が無いものは成績評価の対象とせず不合格とする。
履修上の注意 履修人数等により、講義内容や教室などの変更があります。
人数が少ないときは、輪読などへの変更の可能性もあります。
[特に今年は大幅な実施の変更の可能性がありますのでご注意ください。]
不合格者は原則的に再履修とします。
教員メッセージ 科学技術は、従来の客観を扱うものから、主観を扱うものへと変化しています。
それへの対応がこれからますます重要になると考えられます。
学習・教育目標との対応 この授業科目は情報工学専攻の学習・教育目標の全ての項目に対応している。
関連科目 生体生命情報学特論及び同演習
備考