開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 機械システム工学専攻
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 精密加工学特論
単位数 1
担当教員 寺本孝司
教員室番号 B213
連絡先(Tel) 0143-46-5320
連絡先(E-mail) teramoto@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 水曜13:30-14:30,17:00-18:00
授業のねらい 精密な加工を実現する各種工作法と評価手法の原理を理解し,実践的な加工方法の立案にむけた知識を習得する.
到達度目標 1)加工材質,精度,加工量に応じた精密加工を選択し,実際の加工を実践する上で必要となる原理原則について理解する.
2)精密加工の現時点での,研究レベルおよび実用レベルにたいして具体的なスペックを理解する.
3) 精密加工における加工方法の合理的な決定ができる.
授業計画 1.精密加工の概要
2.除去加工
3.加工の知能化
4.変形・付加加工
5.マイクロ加工・半導体プロセス加工
6.加工システムの問題構造化
7.生産・加工に関する最近のトピック
教科書及び教材 資料は適宜配布する.
参考書 生産加工の原理,日本機械学学会編,日刊工業新聞社
機械加工ハンドブック,竹内芳美他編,朝倉書店
機械製作法要論,臼井英治,松村隆 共著,東京電機大学出版局
ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス エリヤフ ゴールドラット 三本木 亮,ダイヤモンド社 
成績評価方法 出席2/3以上を対象とし,演習課題に対するレポートが100点満点中60点以上の者を合格とする。
履修上の注意 レポートの再提出は認めない(不備な場合は不合格とする).不合格者は最履修すること.
教員メッセージ 個別の加工方法の暗記ではなく,自らが精密加工を実践するための問題解決能力の習得を意識してください.実際のものづくりに関する知識と,自らのアイデアを連携させることが出来るようになってください.
学習・教育目標との対応 専攻の学習・教育目標との対応
 2.機械システム工学ならびにその学際領域に関する幅広い知識の修得ならびにエンジニアリング・デザイン能力の涵養
 a. 機械システムに関するさまざまな問題を解決する能力
 b. 機械システムを考案・設計・製作および評価する能力
関連科目 機械システム設計学特論,生産システム情報工学特論
備考 なし.