開講学期 2008年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 大学院博士前期課程
対象学年 1年
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 地盤防災工学
単位数 2
担当教員 川村志麻
教員室番号 A225
連絡先(Tel) 0143-46-5282
連絡先(E-mail) skawamur@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 水曜日12:00〜12:50
木曜日12:00〜12:50
 
授業のねらい 本授業では,液状化,斜面崩壊,地盤沈下などの地盤災害の特徴を理解するとともに,その災害発生の因子について理解する.また,その調査過程で行われている地盤調査法を理解し,併せて地盤災害防災技術の理解を深める. 
到達度目標 1.地すべり,斜面崩壊,地盤沈下などの地盤災害の特徴を理解し,説明できる。
2.主な防災・減災技術を理解し,説明できる。
3.基本的な土構造物の設計法を理解する. 
授業計画 第1回 Introduction(授業の概要,目標,教材,評価法について周知する)
第2回 液状化現象とその被害事例
第3回 液状化現象発生のメカニズム
第4回 液状化対策
第5回 地盤沈下と主な誘因
第6回 地盤の長期変形と安定,不同沈下の問題
第7回 地盤沈下の変形解析と地盤沈下対策
第8回 掘削,擁壁の安定と災害事例
第9回 擁壁の土圧と基礎の支持力問題
第10回 土圧,支持力問題の設計定数について
第11回 地すべり,斜面崩壊の主な事例
第12回 地すべり,斜面崩壊の誘因
第13回 地すべり,斜面災害の防止対策
第14回 斜面安定解析論
第15回 主な地盤調査法
教科書及び教材 授業中に配布するプリント及び授業開講時までに受講者が読むべき教材を掲示して通知する. 
参考書 土質力学,足立格一郎著,共立出版株式会社,土質力学,石原研而著,丸善  
成績評価方法 授業中に提示する課題に対するレポートを総合して,80点以上を優,79点〜70点を良,69点〜60点を可,59点以下を不可と評価する.また,出席70%以上を履修条件とする.出席70%に満たないものは,成績評価の対象としない. 
履修上の注意 土質力学に関する授業を履修していることが望ましい.  
教員メッセージ
学習・教育目標との対応 公共システム工学専攻
(1)分析・解決能力
(2)公共政策の立案能力 
関連科目 地盤工学基礎 
備考