開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 数理システム工学専攻 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 離散数学特論 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 竹ケ原裕元 |
教員室番号 | N553 |
連絡先(Tel) | 46-5807 |
連絡先(E-mail) | yugen@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 金曜日 16:00−18:00 |
授業のねらい | 代数学における群という数学的な概念について解説する。代数系の基礎となる群論の果たす役割は、数学の様々な分野へ及んでいる。本授業では、群論における基礎を講義する。 |
到達度目標 | 以下の項目に関する基礎的な理論を理解する。 群の定義、部分群、剰余類、群の準同型、群の例、アーベル群 |
授業計画 |
授業計画 第1回:記号と準備、ガイダンス 第2回:群の定義と部分群 第3回:正規部分群 第4回:剰余類と剰余群 第5回:群の準同型と同型 第6回:準同型定理と同型定理 第7回:一般線形群と特殊線形群 第8回:対称群と交代群 第9回:有限群 第10回:自由群 第11回:群の生成系と関係式 第12回:単純群と組成列 第13回:群の直積と直和 第14回:可解群とべき零群 第15回:アーベル群の基本定理 |
教科書及び教材 | 教科書は使用しない。 |
参考書 | 群論への入門(都筑俊郎、サイエンス社) |
成績評価方法 | レポートにより評価する。 |
履修上の注意 | 線形代数を履修していることが望ましい。 |
教員メッセージ | わからないところは、質問してください。 |
学習・教育目標との対応 |
本専攻の学習・教育目標 (1) 数学に関する高度な専門知識、工学分野の基礎的素養、及び特定の分野に偏らない分野横断的な思考の修得 (2) 数学の幅広い素養と数学を基にした数式処理・数値実験等の専門的知識の修得 (3) 数理科学の2つのふへんせい(普遍性、不変性)の重要性を理解し、物事を統一的な視点から眺め、処理する能力の修得 (4) 数学的知識と数理的思考により専門知識を活用・応用し、学際的な諸問題の解決と新技術の創生に貢献できる能力の修得 に対応している。 |
関連科目 |
計算機代数システム特論 (線形代数,線形空間−学部) |
備考 |