開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 前期博士課程(修士)1年 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義形式 |
授業科目名 | 燃焼工学特論A |
単位数 | 1 |
担当教員 | 廣田光智 |
教員室番号 | B203 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5367 |
連絡先(E-mail) | hirota?mmm.muroran-it.ac.jp(?を@に変換してください) |
オフィスアワー | 水曜日13:00−14:45 |
授業のねらい | 燃焼に関する基礎的知見を習得し、航空宇宙機に関連する燃焼器の仕組みや問題点を理解する。 |
到達度目標 |
1:燃焼を火炎特性の違いから分類できる。 2:各燃焼状態の特長を知る。 3:燃焼による有害排出物の生成機構を学ぶ。 4:各燃焼状態の特長を考慮して設計される航空宇宙機用エンジンをはじめとする実燃焼器の例を学ぶ。 |
授業計画 |
第1回:序論、定義と分類 第2回:予混合火炎の特性1 第3回:予混合火炎の特性2 第4回:非予混合火炎の特性 第5回:層流火炎、乱流火炎 第6回:燃焼排出物の生成機構 第7回:実燃焼器における応用 第8回:まとめ |
教科書及び教材 | 特に指定しない(適宜資料を配付) |
参考書 |
1:燃焼工学、水谷幸夫、森北出版 2:燃焼学−燃焼現象とその制御−、平野敏右、海文堂 3:燃焼現象の基礎、新岡嵩、河野通方、佐藤順一、オーム社 4:機械工学基礎講座燃焼工学−基礎と応用−、小林清志、荒木信幸、牧野敦、理工学社 5:機械系大学講義シリーズ19燃焼工学、大竹一友、藤原俊隆、コロナ社 6:Combustion, Flames and Explosions of Gases, B. Lewis, G. von Elbe, Academic Press 7:Combustion, J.Warnats, U. Maas, R. W. Dibble, Springer 8:Flame Structure and Processes, R. M. Fristrom Oxford University Press |
成績評価方法 | レポートによる評価(100点満点中60点以上で合格) |
履修上の注意 |
1:出席率80%以上とする。 |
教員メッセージ | 燃焼工学は、ジェットエンジンやロケットエンジン、自動車、船舶用のエンジンなどの推進機関や、ボイラー、焼却施設など、幅広い分野で用いられており、工学で学ぶすべての要素を含んでいるので、関連科目も十分に復習する必要がある。 |
学習・教育目標との対応 |
航空宇宙システム工学専攻の学習・教育目標 1.システムを構成する基礎となるキーテクノロジーを分析・評価できる能力の修得 2.各要素技術をシステムに構築し、システムとして評価できる能力の修得 3.高度なシステム解析・構築ツールや試験設備を利用する能力の修得 4.複雑で巨大なシステムの中で各技術者個人に課せられた倫理観を認識する能力の修得 5.高度なシステム技術を確実に伝えるコミュニケーション能力の修得 この教科は、航空宇宙システム工学の基盤の一つとなる推進・エネルギー工学の一つである。 上記5つの教育目標のうち、特に1,2,5の修得に重点を置く。 |
関連科目 |
学部授業:流体力学T、流体力学U、熱力学、推進工学 修士授業:燃焼工学特論U(この科目と並行して履修すると、より理解が深まる。) |
備考 | なし |