開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 航空宇宙システム工学専攻 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 宇宙機力学特論B |
単位数 | 1 |
担当教員 | 棚次亘弘 |
教員室番号 | S201 |
連絡先(Tel) | 0143−46−5315 |
連絡先(E-mail) | tana@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜日 10:00〜12:00 その他の時間帯でも、事前に連絡し、都合が付く場合には対応する。 |
授業のねらい | 人工衛星に働く主な摂動として、地球内部の物質の非対称性による地球ポテンシャル、月と太陽からの朝夕力、大気抵抗、太陽放射圧の取り扱い方法を講義する。人工衛星に摂動力が働いた場合の軌道の変化を考察する。軌道や姿勢を制御するため方法と具体的な制御装置の特性を解説する。 |
到達度目標 |
宇宙機力学特論Aでは、2物体間に万有引力が作用する場合の運動を取り上げたが、特論Bでは、その他の力が作用する場合の影響(摂動)を考察する。 また、宇宙飛行体の軌道制御や姿勢制御について、理論と実際の制御機器を理解する。 |
授業計画 |
第1週:3体問題の運動方程式と潮汐力 第2週: 摂動論について 第3週:人工衛星の摂動 第4週: 誘導・制御の目的と方法 第5週:宇宙飛行体の軌道制御 第6週:宇宙飛行体の姿勢制御(受動制御) 第7週:宇宙飛行体の姿勢制御(能動制御) 第8週:まとめ |
教科書及び教材 |
講義ノートを配布する。 |
参考書 |
木下 宙著「天体と軌道の力学」(東京大学出版会) 茂原正道「宇宙工学入門」(培風館) |
成績評価方法 | 講義終了後、課題を与え、レポートを提出し、100点満点で評価する。60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
講義ノートは配布するが、講義ノートの内容を補完する説明は授業で行うので、出席することが望ましい。 70%以上の出席が必要である。授業の変更は受講者に周知する |
教員メッセージ | 摂動論について予備知識を得て受講すると理解しやすい。 |
学習・教育目標との対応 |
本専攻の学習・教育目標としているシステムを構成する基礎となるキーテクノロジーを分析・評価できる能力および 各要素技術をシステムに構築し、システムとして評価できる能力を養うことに関連する。 |
関連科目 |
宇宙機力学特論B 飛行力学特論A,B |
備考 |