開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 1年 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 |
化学プロセス工学講座所属学生は必修、 その他は選択 |
授業方法 | 講義、プレゼンテーション&リポート |
授業科目名 | 化学工学特論 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 小幡英二 |
教員室番号 | H208 |
連絡先(Tel) | 46-5761 |
連絡先(E-mail) | 部屋を尋ねてください。 |
オフィスアワー | 木:10:00-12:00(私が在室ならいつでもOK) |
授業のねらい | 化学プロセスの原料のひとつに粉粒体がある。粉粒体は物質が同一でも、粒子径や形状が異なればその化学性や物理的挙動に大きな差異を生じる。ここでは粒子の径および形状の測定法、単一粒子および粒子群の運動に関して学習する。また、連続シックナーの操作法、回分沈降試験と沈降天秤法、流動層による粒径分布測定法、および浮力秤量法による粒径分布測定法をモデルに創造性の開発について口述する。 |
到達度目標 |
1. 粒径分布測定法について原理を理解する。(20%) 2. 流体中の単一粒子及び粒子群の運動を理解する。(20%) 3. 連続シックナーの操作法を理解する。(20%) 4. 流動層の流動特性を理解する。(20%) 5. 創造力の発生する瞬間を体感する。(20%) |
授業計画 |
1.粒径分布および粒子形状係数 …平均粒子径の定義と測定法について …形状係数の定義と測定法について 2.流体中の単一粒子および粒子群の運動 3.沈降濃縮機構と連続シックナーの設計法、操作法 …固体流束曲線によるシックナーの操作法 …回分沈降曲線によるシックナーの操作法 4.回分沈降試験と沈降天秤法 5.流動層の流動特性 …最小流動化速度と流体の圧力損失理論 …循環流動層について 6.流動層による粒径分布測定法 7.画像による細孔径分布、比表面積、屈曲係数の測定法 8.浮力秤量法による粒径分布測定法 |
教科書及び教材 | 172ページのテキストを配布する。それも、無料。 |
参考書 | 機械的単位操作で用いた教科書。一般には現代化学工学、はじめて学ぶ化学工学等、を参考にする。 |
成績評価方法 | 各自の創造力のプレゼンテーションとリポートで評価する。60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | リポート提出条件として、不断の授業出席を必要とする。 |
教員メッセージ | 私の究極の教えは、「人生はおもしろ、おかしく、元気よく」です。そのためには、少々の努力と正直に生きることが必要です。努力とは、嫌なことを我慢して行うことです。勉強もしかりです。 |
学習・教育目標との対応 | @とAに対応する。 |
関連科目 | 学部教育と大学院博士前期課程で学ぶ、諸々の教科と対応する。なぜなら、創造力は知識量の総量と強い相関があるから。 |
備考 | なし |